こんにちは。
今回はシーズンイン〜毎年の正月休みには必ず訪れる愛媛県佐田岬半島への遠征について。
ターゲットはもちろんアジ。
期間は2日間で、だいたいデイ〜晩御飯までの時間帯での釣行となりました。
毎度のことではありますが、北風に悩まされながらも地元は巡り会えないような釣果に癒されてきております。
この記事では、今のシーズンの佐田岬のアジングにおける状況や釣れたアジのサイズなどを中心に書いていこうと思います。
記事の「目次」
2019年初の半島イン
今年の初釣りとなったこの釣行。
初詣を道中の石鎚山で済ませ、現場には夕まずめ過ぎに現場到着を目指します。
ただ前述通りの北風が結構吹いている状況。
やはり佐田岬の冬というものは風速10mが当たり前という話もよく耳にしますね。
そんな中、釣りを始めることにします。
大アジはどこへ?
初日の晩は北西の風強めということもありましたが、あえて北側の漁港を選択し釣りを開始。
過去にいい思いをした。理由はそれだけですが…。
そして、その漁港内でも風向に対してできるだけフォローになるようなところに行き1投目。
すぐに反応が。
20cmちょっとの魚で今年初フィッシュ。
しかし、この後はポロポロというような反応でした。
サイズは同じようなものがほとんど。
大アジはどこへいったのでしょうか。
多くのバイトはボトム付近でのカーブフォールに集中しており、同じようなサイズの魚を拾っていくような感じに。
タイミングもあろうかと思いますが、他の方もそんなに釣れておらず風の弱まる2日目に備えるべく早々に切り上げることに。
漁港で高活性のデイゲーム
朝イチで地元の温泉にゆったりと癒されて2日目が始まります。
年末年始ぐらいは少し贅沢しようとした結果です。
この日は天候もよく、予報通り昨日の風もあまり残っておらず状況としてはグッド。
とりあえず手始めに北側の漁港のランガンで様子を見ていきます。
まずはじめにデイで実績を上げたこともある漁港へ。
1投目から…。
昨日のナイトと同じか少し劣るかのサイズがアベレージ。
小規模ポイントながらもアジの群れは濃いように感じました。
この後も1投1尾のペースで釣れ続けます。
何かは不明ですが時折、表層にキラキラ見える小魚がベイトになっているのでしょうか。
クリアカラー系への反応が突出して良好です。
なおかつスレ知らずなのか新しい群れが多く入ってきているのか…
相変わらず、ずっと釣れ続く状況でこのポイントでの数釣りは言うまでもなくお腹いっぱいに。
近くで釣りをしていた地元のサビキ師に状況をお伺いした結果、ナイトゲームでのサイズアップは望めないと言うことをお聞きしました。
従って次なるポイント選定に移ります。
やたら走る魚の正体
何度か魚を回収してくる際に突然勢いよくラインが走り出すシーンがありました。
テンションが完全に抜けて回収すれば魚ごと消えているので何かフィッシュイーターが引ったくってるのだろうと感じよくよく海を観察すると…。
ランカーサイズ級のシーバスが足元中心に何匹もウロついているのが見えました。
しかも時折、リリースしたアジに食いついているではありませんか。
先程のサビキ師曰く、サビキに付いたアジも仕掛けごと持っていかれるとのこと。
時間をかけてやり取りしてもいいのですが、のんびりしていればシーバスの餌になってしましますね。
また、走るといえばこの魚も。
アジと同じようなサイズのサバ。
走り回ってくれることもあり、やりとりしている際には「もしかして良型かも」とぬか喜びしてしまいます。
このようなものも時々回遊がありました。
北西風。良型捕獲のポイントは
数釣りは一通り楽しんだので次に型狙い。
移動した先は少々水深のあるポイント。
北西からの風が夜になるに連れて出てきはじめたので素直に宇和海側を選択します。
はじめはデイと同じようなサイズばかり。
風の影響もあり軽量のジグ単での釣りは厳しくなったので先日セットしておいたリグに変更。
「ハネエビ」で尺アジ狙い
風や水深を考慮して重めの2.5gのヘッドに一誠「ハネエビ」をセットしたものを準備。
広範囲を細かくダート→フォールで探ります。
しばらくするとボトム付近で「ゴンっ」というアタリが連発。
しかし、フッキングには至らない。
再度同じコースで同じアクションを続けて…
やっとヒット。
今までのアベレージサイズとはまた違った引きを見せてくれます。
そしてランディング。
上手く撮れていませんね。
暗すぎたので色味を加工しています。
20cm台後半のアジをなんとかゲット。
サイズ感がわかりにくいのですが…。
ハネエビも写真のようにしっかり食ってくれています。
このハネエビのジグヘッドは専用ではなく代用品を使っています。
以下の記事にてセットしたもので釣ることができました。
最も重要なダートアクションやワームズレなどは特に問題なかったです。
しかし、バラシもあったのでこのジグヘッドのゲイブ幅の小ささが悩みどころ。
ただ、マイクロワインド系も状況によっては強い味方になってくれるということを再認識しました。
また、同行者や周りの方はキャロで尺クラスをしっかり釣っています。
私ももっと多く釣りたかったのですが、晩御飯の予約時間が迫っていたのでこれにて納竿することに。
ちなみに今回使用したハネエビ は以下のもの。
赤ラメはひとつ持っておくといいカラーでしょう。
「宇和海産」美味しいアジの魅力
納竿後に訪れた居酒屋さんに釣れた良型アジたちを持ち込んで料理していただきました。
大アジというには少し寂しいかもしれませんが、予約の際に快く魚の件を受け入れてくださり感謝です。
まずはお刺身。
醤油に身をつければ脂がにじみ出ているのがよく分かりました。
先程まで海中を泳いでいたということもあり弾力のある身で非常に贅沢な味でした。
次に塩焼き。
これも脂の乗ったホクホクの身に舌鼓を打ち満足の一品。
やはりアジの焼きはテッパンですね。
個人的に宇和海産のアジは格別と感じます。
ダート系もアジングに有効
さて、この釣りを通して数釣りを楽しめるという事はとりあえず理解できたと思います。
また、マイクロワインドのようなダート系のワームは今まであまり使っていなかったのですが今回に関しては結果が出てくれました。
この手のものは若干重めのリグになるので軽量ジグヘッドに比べて風にも多少強いという点はありがたいですね。
ちょっとした引き出しとして、ひとつタックルに忍ばせておくのもいいかもしれません。
地元のサビキ師の話では、例年この時期はこのサイズのアジがこんなに多く釣れることはそんなにないと言われました。
サイズを狙うのであればもう少し早い時期であればよかったとも言われました。
この点も反省材料にまたいい時期に佐田岬へ行ってみたいと思います。
そして、この佐田岬のアジングについては以下の記事にまとめています。
ご閲覧ありがとうございました。