こんにちは。
今回は和歌山にて先日行った「イカメタル」について。
和歌山でのイカメタル出船は初めてです。
今までは全て日本海での出船でしたので、違いがとりあえず分からないまま手持ちのタックルを準備しました。
この日、本来であれば愛媛でのジギングを予定しておりましたが強風と時化のために中止となり、イカ釣りに切り替えたという経緯があります。
全国的に天気も悪く風もあったため、どうなるのかなと思っていましたが無事に出船することができました。
そこで、この記事ではどんなタックルでどのようにイカを釣ってみたのかを書いていこうと思います。
また、イカメタルに行くとなったら毎回「沖漬け」の準備もしますのでそちらについても後半触れていきます。
記事の「目次」
専用タックルの準備
ジギング予定から急遽イカメタルの準備に変わったので、慌ただしくなりましたがなんとか準備ができました。
ベイトロッドとリール&PEライン
イカメタル専用タックルを準備。
・クレイジーオーシャン オーシャンウィップB-66
・シマノ バルケッタCI4 200HG
リールには新しいPEライン0.6号を240m入れました。
結構、スプールギリギリまで巻いています。
円周を大きくすることでハンドル1回転あたりの巻き取り量を増やそうとした結果です。
巻き取りに関して、あとハンドルも純正から長いものに変えたいのですが、年間通してそんなにする釣りではないので見送りました。
また、下巻きはPEを使用するリールであればどれもナイロンをはじめにちょっとだけ噛ませます。
PEは滑りやすいので、これがないとスプール内でPE全体が空回りするということを聞いたことがあるので一応やっておいて損はないでしょう。
状況によりけりでスピニング1セットもプラスすることもありますが、だいたいこのメイン1セットと予備ラインしか持ち込みません。
スッテやドロッパー・仕掛けはどんなもの?
タングステンのものと鉛のもの、12〜25号までを準備。
1つだけあるドロッパーのエギは2号です。
リーダーはいつも使用する扱いやすい枝が短いようなスペックのものを持っていきます。
そして、以前に購入していた可愛らしい雰囲気のドロッパーもご一緒に。
白浜を一望し出船へ
港に到着した際には風雨も少々穏やかになっていました。
しかし、出船後間も無く豪雨に見舞われることに。
それからは降っては止んでを繰り返す形となりましたが次第に雨も弱まりました。
色々と大変。
そんな蒸し暑い風の中、白浜を望みながらポイントへ向かいます。
速い潮流の中、ケンサキイカはポツポツ
ここからは釣りの最中はほとんど写真を撮っていないのでかなり簡潔になります。
日が完全に落ちる前はボトム付近を探り、日没そしてライト点灯後はイカが上がってくる…という感じ。
この日は上がってきてからも10〜25m付近を頻繁にウロウロしている感じで絞りにくかった印象です。
後半にかけて波も出てきたことに加え、2ノット超えの潮の速さでアタリを取りきれていないと感じつつもなんとか人並みには釣れたと思います。
アタリもフォール時に仕掛けが止まるもの、しっかり止めて待って出るものなど様々。
またフグも多く、実際にフグがドロッパーにがっつり掛かっていたりしました。
その他イカが少しかじられていたりリーダーを切られたりということもあったので、隙を見せたらいけませんね。
サイズは大きくなく、大好きな沖漬けにぴったりのもの。
もちろんもれなく全て漬けてやりました。
ケンサキに混じりスルメの姿も少々ありましたが、やはりケンサキをメインで釣りたいですね。
今期でもかなり難しい日と言われながら最終的な釣果は15杯。
出船できて釣りができたのでよしとしましょう。
使用したスッテの例としては以下の通り。
グロー系やチャート系に好反応でした。
沖漬けのタレを仕込んでおく
ここで最も大事な沖漬けについて少し紹介しようと思います。
急遽な釣行でしたのでタレはいたって簡単に作っています。
・ニンニクチューブ
・七味唐辛子
・砂糖
とにかく家にあったそれらしいものを混ぜて煮込んで冷ます、そして1リットル容器に入れて完成。
例年はもっと時間を掛けて凝ったタレを作りますが、即興にしてはなかなかの出来でした。
そして漬けたイカたち。
スルメと一部ケンサキは近所に配り、残りを自分の食料とします。
100均で購入した「米びつ」が容器として活躍
実際に現場で沖漬けのタレとイカを入れるための容器についてですが、こちらを気に入って使用しています。
ダイソーで購入した「米びつ」です。
サイズは19cm×27cm×14.7cmとちょうどいいサイズ感。
普段オフショアで使うような30リットルクーラーに入る大きさを選択。
梅を漬ける果実酒ビンやタッパーなど色々試しましたが、最終的にこちらに落ち着きました。
フタも簡単に開くので水を吐かせてそのままイカをポイっと入れるだけ。
プラですので裏側には滑り止めをつけるといいと思います。
ここはまだまだ個人的に改良の余地ありです。
また、船によりますが今回の船べりに付けるイカ入れ用のカゴにぴったりの大きさでしたのでその点についても良かったです。
ケンサキイカの地方名
和歌山での出船は初めてですが、日本海との違いはイカの地方名。
行っている地域での呼び方の違いはこんな感じ。
和歌山→アカイカ
北陸→マイカ
今回は「アカイカ」と呼ばれていました。
イカは地方名が豊富なので覚えておいてもいいかも知れません。
また、胴長40cmを超える大きなサイズのものについても「パラソル」や「大剣」など地方によって色々な表現をされます。
釣り方は様々。沖漬けまで楽しめる最高の食材
アタリをどれだけ取れるかで差が出てくるような非常にゲーム性の高いこのイカメタル。
毎年やっており楽しんでいる釣りのひとつであります。
リーダーを自作したり、アタリの取り方を学んだりタックルも色々と工夫して楽しみながらよりよい釣りができるようにしたいですね。
そして、お土産としてイカは近所に配るのに最適な食材ですので喜ばれることは間違いないでしょう。
沖漬けのタレも今後、違ったテイストのものなど色々作ってきたいと思っています。
また、今回の沖漬けを使用した料理についてはこちらの記事にまとめています。
ご閲覧ありがとうございました。