こんにちは。
今回はベトナム旅行の際に訪れた観光スポット「クチトンネル」について。
ベトナム戦争の拠点となったことでも知られているこの場所。
ホーチミン周辺では観光スポットとして有名なようで、せっかくなので行ってみることに。
トンネルというだけあって当時掘られたトンネルやトラップなど色々と見ることができました。
この記事では、クチトンネルを巡ってみた感想や施設内の紹介を簡潔にまとめていきます。
また、特に印象的であった「実弾射撃」の体験もしっかりと紹介したいと思います。
記事の「目次」
日本人向けの観光名所ツアー
今回の記事のメインスポット「クチトンネル」
ホーチミンから北西約70kmほどにこのトンネルは位置しています。
街中の喧騒からは遠ざかり乗車したバスは自然が残る田舎道を走ります。
ウトウトしていたので定かではありませんが、市街地より移動は1時間ほどでしょうか。
現地に到着後、ガイドさんから渡された資料。
がっつり日本語のパンフレットです。
色々なツアーなどに組み込まれることが多いようで、観光スポットとしては人気なんだとか。
ガイドさんも日本語を話せる方でしたので、ひとまず安心して観光できました。
また、英語のガイドさんもいるようで色々な国の方がいらっしゃったのも非常に印象的。
非常に国際的な雰囲気の中、観光スタートです。
入場料はおいくら?値段はこちら
早速、中に潜入しましょう。
とあるものをガイドさんから手渡されました。
こちら事前に渡された入場券。
バーコード下に11万dと記載があります。
これは入場料が11万ドンということを示しています。
日本円でいえば約550円ほど。
我が国の安い温泉施設くらいですね。
そして、換算について。
ドンはだいたい200で割れば日本円に換算できます。
ちなみにベトナム語で入場料は「Giá vé vào cửa」と表記されるそうです。
そして入場の際に受付?でこんなシールを貼られます。
これは入園者の証です。
退場までは服のわかりやすい部分に貼っておきましょう。
戦争の跡地。地下トンネルの全長なんと200km
受付を経て地上に出ればそこからが始まり。
眼前に現れる大きな案内板のようなものが出迎えてくれます。
このトンネルの歴史や簡単な説明をガイドさんにしてもらいました。
まず驚きなのが、このトンネルは地下に全長200kmほどあるということ。
そして、これは戦争当時の人々が人力で掘られていた模様。
ひとりあたり1日に掘り進む距離は多くて1m〜1.5mほどであったということです。
幅も高さも人が通るギリギリくらいしかない模様。
その労力は相当なものであったに違いないですね。
戦時中の姿が色濃く残る場所といっても過言ではありません。
原始的なトラップと戦争の歴史
ひと通りトンネルの説明をしてもらった後に出発。
はじめにこんなものを見せてもらいました。
原始的ではありますが、敵が落ちれば穴の中に仕込まれた突起に突き刺さるという仕組みのトラップ。
くるりんぱ。と回転します。
枯れ草や落ち葉などでカバーをしておいてブラインドしておくのが一般的な使い方のようです。
そして、敵がこの中に落ちてダメージを与えるといったシステム。
実際にこんなものが仕込まれても気がつきませんね…。
また、他にもトラップがたくさん。
とにかく地上戦なので地面に仕込んで突き刺さる系がメインなようです。
実際に係員の方がトラップの作動をさせてくれます。
なかなか見応えのある歴史を感じるトラップコーナーでした。
個人的にここはしっかり見ておくべきポイントと言えますね。
ミリタリー好きにはたまらない施設が山盛り
しばらく移動すれば道中に戦車らしきもの?を発見。
ここ自体、戦争に関する名所なのでミリタリー関係がお好きな方は特に楽しめるのではないのかなと感じます。
この他にも色々なアイテムを見ることができますよ。
銃声響く「実弾射撃体験」に一同大興奮
そして、私がこの記事で最も伝えたい楽しかった体験がこちら。
こちら射撃体験です。
ただの射撃ではなく、なんと実弾をぶっ放すことができます。
なかなか日常ではこのような体験ができないのでせっかくの機会、バンバン撃ってみることに。
射撃場へ潜入!料金はこちら
銃の機種によって値段が若干変動するようです。
射撃場の受付にて料金をお支払いしましょう。
銃など武器に詳しくはないのですが、ミリタリーオタクの同行者オススメの「AK47」で撃ってみます。
この場合の料金は6万ドン。
日本円にして約300円。
これは1発あたりの値段なので、とりあえず10倍支払い10発撃たせてもらいます。
このタイミングで1発だけではもったいない気がして…。
それにしてもなかなかの値段ですね。
観光客向けの体験なので、こんなものだと割り切ってしまいましょう。
とにかくこれはやって損はないと思います。
異国の地 ベトナムで「AK47」を撃った感想
まずは受付下の演習場へ移動。
足元に転がる無数の薬莢が印象的。
そうこうしている間にも先行者の放つ銃声が響き渡ります。
なかなかの音量です。
なので、ここではヘッドホンのような耳当てを着用。
それくらい大きい音であると察していただければ幸いです。
次にお待ちかねの射撃。
この黒光りしている銃は先ほどの同行者のオタク曰く、最も多く生産されて最も多く人を殺めた銃とのこと。
とりあえず気持ちよく10発ぶっ放しました。
スタッフの方に横に付いてもらって指導してもらいながら射撃体験。
その感想としては1番に反動がすごいというもの。
ゲームでしか銃を撃ったことがなく、実際の射撃が初めてでしたので1発目にトリガーを引いて発射した際の爆発的な衝撃に驚きを隠せませんでした。
こんなに反動が来るものか…。
今回とてもいい勉強になりました。
そして、銃のエンド部分を右肩に当てながら撃つので、10発打ち終えるころには痛い痛いと言っていた記憶があります。
また、コントロールが難しく設置されていた的にはひとつも当てることができませんでした。
しかし、日本では味わうことが難しい心に残る体験であったことは間違いありません。
実体験型観光で楽しめるのがポイントのスポット
今回のクチトンネル観光。
射撃など含めて実際に様々な実体験ができるので総合して考えれば満足のできるいいスポットでした。
ここで一度この記事のポイントをまとめてみます。
ポイント
・ホーチミン市街よりバスで約1時間ほどの位置
・入場料は11万ドン(約550円)
・戦時中の罠や展示物が多く存在
・実弾射撃体験がオススメ
この日は天気が良かったのですが、自然の中を歩いていくので天候に合った服装や虫除けなどは必要なのかなと感じます。
街中より1時間ほどとアクセスも思ったより悪くなかったので、ホーチミンに訪れる際にはこちらのスポットへと足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
また、この他にもホーチミン周辺の施設を巡ってみました。
こちらもぜひご覧ください。
ご閲覧ありがとうございました。