こんにちは。
今回は新たに購入しましたダイワのエリアトラウトロッド「プレッソ 57UL-S・N」について。
現行品ではないそうなので、中古で状態の良いと思われるものを購入。
先日早速、管理釣り場にて実戦投入ということで、やってまいりました。
しかし、このロッドのインプレ自体がネットを見てもほとんどない状況なので、あまり需要がないかもしれません。
この記事では個人的に感じるこのロッドを使った感想を書いていきます。
合わせて、魚を掛けた際の曲がりなども交えてお伝えできればと思います。
記事の「目次」
スケルトン仕様の細身のロッド
基本的な部分からいきましょう。
旧モデル「ツインパワーC2000S&リブレ」との組み合わせ。
リールシートはご覧の通り「スケルトン」仕様。
EVA部も少なくブランクタッチも可能となっていますね。
当然ながら継ぎ目部分も細くなっています。
全体的に細身の印象を受けますね。
先端の方はソリッドティップ。
約20cmほど入っているような感じ。
ティップは入るが張りのあるロッドを求めていたので、このロッドを選んだ次第であります。
滋賀県の管理釣り場「アクアヘブン」で実戦
ロッドの入魂のためにやってきたのは滋賀県。
「アクアヘブン」という管理釣り場へ。
一昨年オープンの小規模なポイントで、私自身初のこの釣り場。
ここでしっかり釣ることはできるのでしょうか。
ガイド径が小さいため特に朝一は凍るので、十分に日が差してから投入します。
キャストアキュラシーはどんな感じ?
まずはスプーンをキャストしてみましょう。
適正ウェイトはロッド情報によると0.8~3.5gとのこと。
キャストの感触はショートレングスかつ全体的に細身な作りになっている分、振り抜けは良い感じ。
ソリッドティップでルアーウェイトの乗りとある程度の曲がりもあり、張りもあるので同じ長さのロッドと比較しても飛距離は出ているのではないでしょうか。
また、これによりルアーをしっかり狙ったポイントに落としやすいということも同時に感じました。
パッツン系ロッド派の方でも少し慣れれば投げられるかなという気はします。
キャストに関しては今のところ大きな問題はないと言えますね。
感度に関しては…?
小さいところで言えば、マイクロスプーンまで扱えるこのロッド。
当然、このクラスを扱うには感度が重要になってきます。
細身かつスケルトンシートによって軽量化されているという点ではいい感じでした。
そして、先述の「ブランクタッチ」について。
これはそこまで感度に大きく影響するかと言われれば、残念ながら個人的に正直よく分かりませんでした。
ギュッとロッドを握るというよりもソフトにタッチするように触ってやればアタリの感触もより伝わってくるような感じがします。
おそらくどのロッドも同じでしょうが…。
また、薬指と小指の間にリールフットを挟んで持つのですが、個人的にはちょうど握りやすいグリップ部でした。
釣りがしやすいという点も感度と同じく重要な点でしょう。
ロッドの曲がり方に注目
次にこのロッドの曲がりについて。
魚を掛けた際にどんな感じなのかを画像を使って見ていきましょう。
小さめのレインボーの場合
まずは小さい魚から。
ロッドの様子。
これくらい入りますね。
また、スプーンのリーリングの際もアタリを弾くことなく、しっかり掛かる感覚でした。
大きめのイワナの場合
次に尺オーバークラスのイワナ。
このようにバット部分はほとんど保ったまま。
調子的にやはり大きい魚であるほど手が疲れます。
ロッド自体のパワーや粘り強さはそこまで…な印象。
腕の差が出る部分ですが、張りがある分、ガンガン頭を振られればバーブレスフックなのでバラシが多くなってしまいがち。
どんなロッドもそうでしょうが、特にドラグ性能の高いリールと合わせたいところです。
使用すべき5つのメリット
以上、まだ1回しか使っていませんが印象としては上記のような感じになりました。
最後に少しだけポイント(メリット)を5つにまとめてみましょう。
ポイント
・ブランクタッチ可能で細身&スケルトンシートで軽め
・ショートレングスで取り回しがよい
・張りがありキャストしやすい
・マイクロスプーンの扱いもOK
・ティップが入り、アタリを弾きにくい印象
冒頭でお伝えしたように、特にティップがしっかり入って張りがあるということを重視して選んだロッドです。
掛けるまでのプロセスにおいて、個人的にこの調子は理想に近いロッドでした。
トータルで見れば扱いやすいロッドですね。
また、スプーンの他にも小型クランクでの釣りもできたので、さらにどんどんと使っていって釣りの幅を増やしていこうと思います。
ご閲覧ありがとうございました。