こんにちは。
今回は便利なフリーリグのシンカー交換について。
通常、ストッパー→シンカー→フックとセットして完成するフリーリグ。
シンカーを変えるときは一度リーダーをカットしなければなりませんね。
この面倒臭さを安価かつ簡単に解決する方法はないか?
そう考えた私は色々調べていくうちに「アジング用スナップ」にたどり着きました。
スナップとシンカーのアイを利用するという安易なものです。
既出案かも知れませんが、この点について少し触れてみようと思います。
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・どのようなセッティングか
・準備したアイテム
・ロックフィッシュにて実釣
記事の「目次」
アジスナップでフリーリグシンカーを楽々交換
今回の目的。
それは簡単かつ安価なパーツでのシンカー交換機構の実装。
どのようにフリーリグにパーツを組み込んで交換を実現するのか。
その点をまずご紹介します。
セッティング内容はコレ
簡単に言えばストッパー→スナップ→ノット保護クッション→フックの順にセットします。
フックのノット部にスナップのアイが引っ掛からないようにクッションを入れるのがキモ。
写真のようにスナップ部を介してシンカーをセット。
パーツをリグに加えるだけなので簡単に組むことができますね。
ウェイトを変えたいと思ったらパチっと付け替えるだけ。
もちろん遊動式なので通常のフリーリグ同様に使用できますよ。
準備したアイテム
続いて、このセッティングに必要なものについて。
参考
・ストッパー
・アジングスナップ
・保護クッション
・フック
・ワーム
スナップは以下を使用しました。
アクティブ「アジスナップ SSS」というもの。
ライトゲーマーの方には馴染みのアイテムですね。
リーダーはカンの部分に通してあげます。
スナップ部分にお好みのシンカーを取り付けて完成。
個人的には7g前後を多用します。
スナップにはヨリモドシ機能がないので、気になる場合はアイが回転するタイプのシンカーを選ぶといいでしょう。
ロックフィッシュ実釣で実用性を確認
この仕掛けが問題なく使えるかが気になるところ。
そこで、手軽に楽しめるロックフィッシュを狙って確認してみました。
1匹目は問題なくキャッチ
6月某日。
浅く石畳が張り出すポイントにて釣りを開始。
ここでは5〜7gのシンカーを使用しました。
夜の22時を回ったところで1投目。
ボトムバンプ中心にアクションを入れてみて様子を見ます。
操作感については特に問題はありません。
引き続き何投かするとゴンゴンっと元気なアタリが。
少し待ってアワセると見事ヒット。
20cmないくらいのタケノコメバルをキャッチ。
今のところ大きな問題は感じられません。
続いて根魚が連発
ここからは何投かに1匹ペースで魚が姿を見せてくれました。
小さめのガシラがお出迎え。
石畳に沿って探ってくと多くの反応が出てくれます。
他にも多数のガシラが登場。
この釣行ではアジングスナップによるデメリットは感じられませんでした。
むしろ、シンカー交換に対して億劫にならない点はかなりのメリットでしたよ。
チニングやライトロックフィッシュなどで有効
実釣を通して感じたことをいくつか挙げてみます。
ヘビーウェイトへの耐久性は未知
今回は軽めのシンカーで釣りをしました。
しかし、1ozほどのシンカーではどうでしょう。
アジング用ゆえ、細い線型のスナップではキャスト時などに変形するのでは?
そのような心配が出てきてしまいますね。
しばらくはチニングや簡単な根魚狙いのフリーリグにて使いたいと思います。
スナップサイズは小さめが有利かも
スナップにはサイズ展開が複数あります。
今回、私は最小サイズを選びました。
それは以下の理由からです。
メモ
・ストッパーとカンのサイズによる相性
・ゴミをできるだけ拾いたくない
先述の釣行ではリューギ「コンボストッパー」という細長タイプのストッパーを使いました。
すり抜け防止のため、アイサイズがストッパーより小さいものが必要ですね。
また、スナップへのゴミの絡みつきという点に着目しました。
サイズ自体が大きいとゴミに面した際に拾ってしまう可能性が大きくなるのでは?
そう感じたため、なるべく小さいスナップを選んでみました。
あくまでも個人の予想なので、本来ここまで気を遣う必要はないかも知れませんね。
富士工業「リグスベル」の方が安心に使える
アジングスナップを利用したフリーリグ。
リーダーへの負担について、実はあまり考慮していませんでした。
糸とカンが直に触れ合う格好のこのリグ。
それによる擦れのダメージは少なからずあると考えられます。
そこで調べてみると、この心配を解決してくれるアイテムを発見。
富士工業「リグスベル」というもの。
カン部分にセラミックリングが入っているのが大きな特徴のスナップ。
摩擦軽減でリーダーへのダメージも幾分マシになるのではないでしょうか。
しかし、1パック3個入りなのでコスパがいいということは決してありません。
安心感を得たい場合、このようなアイテムを選んでもいいかもしれません。
フリーリグのシンカー交換機構はメリットが大きい
アジングスナップを利用したフリーリグシンカー交換についてお話ししました。
感じられるデメリットはほとんどなく、簡単にシンカー交換できるメリットは大きなものでした。
ではここでこの記事の内容をまとめてみます。
ポイント
・アクティブ「アジスナップ SSS」を使用
・低コストで交換機構を実現
・アイサイズとストッパーサイズは要確認
・ヘビーウェイトシンカーは未確認
・リーダーとの摩擦はリグスベルの方が安心
リグスベルの台頭もあり、既出アイデアの可能性が非常に高いのですが…。
便利かつ低コストで個人的により快適にフリーリグで釣りができるようになりました。
潮流の変化や風などの影響でウェイト変更を迫られる場合や初のポイントではこの機構が役に立つことでしょう。
何にせよ専用アイテムが少ない現状、コストを考慮すればこのようなスナップ利用が便利に感じました。
今後も面白そうなアイテムがあれば紹介していこうと思います。
ご閲覧ありがとうございました。