こんにちは。
今回は隠岐旅行の中でも最も楽しかった夜の部。
ランチ編に引き続き、「ディナー編」について。
晩ご飯はどのようなところで楽しもうかと色々と考えていました。
しかし、落ち着いたのは地元の居酒屋。
あまり事前情報はありませんでしたが、この島ならではの新鮮な魚料理中心に地酒も楽しむことができ、最高の夜を過ごすことができました。
旅に来たからにはそこでの特産品などを食し、思い出に残るような逸品に出会うのも楽しみのひとつだと思います。
様々な名産を食しましたが、この記事では特に印象に残ったグルメについて書いていきます。
記事の「目次」
西郷港近く「のみくいはうすDOZi」へ
初日のディナーは西郷港にほど近い「のみくいはうすDOZi」へ。
こちらは予約を約1ヶ月前に入れておきました。
個人的にはやはり連休中かつ離島なので特に早めの予約が必要でしょう。
そして入店後、カウンターや個室には観光の方よりも地元も方と思しき方がたくさん。
港からのアクセスもよく、ちょうど隠れ家チックな立地と店構え。
この島について全体的に考えると食事できる場所は西郷港周辺に固まっています。
この辺りに宿泊するのであればアクセスもグッドではないでしょうか。
「ノドグロ」は山陰の名産
少々逸れますが、私が社会人になりたての頃の話。
当時研修でお世話になった上司と岡山の居酒屋へ行った時のこと。
そこでは日付が変わる頃まで飲み食いしていた記憶があります。
その居酒屋で初めて出会い、その味に心を撃ち抜かれた魚がこちら。
今でも忘れることができないその魚が山陰名産の「ノドグロ」
正式名称は「アカムツ」というお魚。
今回訪れたこのお店で発見した瞬間に即オーダーしてしまいました。
メニューは「ノドグロの一夜干し」
もしも魚が1種類しか食べることができなくなった場合、私はこの魚を間違いなく選択すると断言できるほど美味しい魚です。
「一夜干し」は本気でオススメ
この魚の1番の魅力はなんといっても魚とは思えないほどの濃厚で美味い脂。
この脂がノリノリで他の魚より味は数段上であると感じます。
さらに一夜干しということで、旨味がかなり凝縮され程よい塩分とマッチし、今思い出してもご飯が何杯でも行けるような感覚に陥ります。
山陰地方でも人気の魚で、ハマる人はがっつりハマると思いますので一度チャレンジしてみて欲しいです。
グルメには付き物。地酒「隠岐誉」はマスト
海鮮といえばお酒と考える方は意外と多いのではないでしょうか?
もちろんこちらでもお酒をオーダーすることに。
いくつか種類はありますが、とにかく隠岐名産のものを欲していたのでこちらを選択。
文字をピックアップしてしまったため、このアングルですが有名な地酒「隠岐誉」というもの。
当日は5月前半。
やはり夜になるとまだまだ少々肌寒さを感じることもあって、とりあえずお燗でいただきました。
めっちゃ飲みやすい!が第一印象
こちらのお酒。
お味の方はというと、結構な甘口。
お燗でもお酒のキツさはなく、逆にいくらでも飲めるほど口当たりもよく、すっと飲めてしまいます。
この場でお土産の第一候補に決定してしまうほど美味しいものでした。
これは逆に飲み過ぎると後々大変なことになってしまいそう…。
辛口派の方には物足りないかもしれませんが、お酒が苦手な方にも勧めやすいのではないかと感じます。
初日晩に印象的であったものは上記の「ノドグロ」&「隠岐誉」の2点でした。
こじんまりとした雰囲気の居酒屋「酔郷」
今回は2泊3日の旅行でした。
従って2日目の晩が最後の晩ご飯ということになります。
この日は「酔郷」という居酒屋へ。
ここについても西郷港から徒歩圏内と近い位置にあります。
こちらでも印象深い2点ほどのお料理について書いていきたいと思います。
定番!?新鮮な刺身の盛り合わせ
やはり居酒屋といえば「刺し盛り」を頼んでしまいがちですね。
特に海鮮が美味いとなればこの選択は必至です。
例に漏れず、もちろんオーダーすることに。
名産のサザエを中心としたラインナップ。
ちなみにこの日の昼食はサザエ丼をいただいております。
特有の苦味は一切感じず、海そのものを食しているような気分になれるほど美味しいものでした。
火を通したものは問題なくクリアしましたが、お刺身ではどうでしょうか?
食感と香りをよりダイレクトに楽しむ
サザエの刺身について。
食感は身に弾力があり、コリコリ感と部位によっては柔らかな身質を味わうことができました。
そして刺身にすることにより、磯の香りと貝そのもの味がしつこすぎないくらいに伝わってきて非常に美味しくいただけました。
お昼同様、臭みなども一切なく非常に食べやすいものでした。
磯の香りは刺身の方がより濃く味わうことができますよ。
これも新鮮ならではなのでしょう。
「ばくだんおにぎり」はシンプルだけど美味い
宴もたけなわ…
というところで何か締めにご飯ものをいただこうと思いメニューを開きます。
すると何やら気になるものが。
とりあえず早速オーダー。
到着したものはおにぎり。
ですが一面を海苔で覆い尽くす「岩のりおにぎり」というもの。
大きいおにぎりが2つとかなりボリューミーです。
海苔とライスの非常にシンプルなもので締めには最適な一品。
後ほど調べてみると「ばくだんおにぎり」と呼ばれる郷土料理であることが分かりました。
もちろん大きさ的には爆弾ですね。
また、ひょんなことから隣の席の地元の方とお話しする中で「隠岐誉」同様地酒である「高正宗」という辛口寄りのお酒をお燗で頂くシーンも。
釣りのポイントの話なども聞かせていただき、島の人の良さを感じることができるのも居酒屋のいいところなのかもしれません。
同時に初日同様いい「島時間」を過ごすことができたと感じています。
島後の食事処は西郷港周辺がオススメ
食事を終え、徒歩で宿泊先に帰ります。
島ということもあるのか、夜は静かで穏やかな時間が流れていました。
すっかり夜になり、店もほとんど閉店したのか明かりもあまりなく普段の生活ではなかなか味わうことができない環境です。
お酒も料理も美味しく、静かな夜を過ごしたいという方には非常にオススメの島ですね。
そして今回訪れた島後の場合、宿泊地にもよりますがやはり西郷港周辺でお店を探すのがベターでしょう。
色々なお店が集中しているのがこの付近一帯です。
また、途中にもありましたが離島かつ長期休暇期間中は、やはりお店の予約をしておいた方がいいでしょう。
店があるといっても離島は離島。
事前準備をしっかりして、地元ならではの新鮮な海鮮にぜひ舌鼓を打ってみて下さい。
ちなみにランチ編はこちら。
ご閲覧ありがとうございました。