こんにちは。
今回は関西を離れ、富士山が望める静岡県の東側の沼津市にあります「深海水族館」に以前行った時のことについて書いていこうと思います。
駿河湾に面する静岡県はTVなどのメディアでも深海魚捕獲企画なんかでも有名かと思います。
普段目にできないような海の生物を見ることができますので、近隣までお立ち寄りの際にはオススメの施設です。
シーラカンス・ミュージアム。
高速を降り、まずは沼津港を目指します。
交通量はそこそこ多いのですが、30分ほどでなんとか沼津港に到着。
水族館はその港のほど近くにありました。
正式名称は「沼津港深海水族館」なんですね。
到着は16時過ぎです。最終入場時刻は17時半、閉館18時なので1時間半ちょっと中の展示を拝見させていただきました。
早速深海っぽい。
水族館へ入館して確か序盤だったかと思います。
いきなり有名な「カニ」を発見。
様々な水族館でも見ることができる「タカアシガニ」です。
以前から思っていましたが、深海ではこの長い手が有利なのでしょうか。
その周りを取り巻く小魚は口の形が特徴的です。他にも何種類か魚がいましたが、非常に興味を惹かれました。
深海の人気者も登場。
深海がメディアに多く取り上げられるようになった今日、その流れで人気者になった生物がこの水族館でも飼育されています。
食事もあまりしないということでも有名な生物がこちら。
「ダイオウグソクムシ」
ご存知の方はたくさんいらっしゃるかと思います。お土産コーナーにぬいぐるみをはじめグッズが多く売られるほど人気ですね。
意外と間近で見るとサイズ感があります。30〜40cmほどあったかと思います。
動くことは少なく、終始じっとしていました。こちらの見所は「動いているところ」だと思います。私の行ったタイミングが悪かっただけかもしれません。
水族館の主役。
「シーラカンス・ミュージアム」と名前が付いているからにはもちろんでしょうけど、剥製の数や説明文などシーラカンスの展示コーナーには力の入っている様子が伺えました。
一番好きなショット。インパクトは抜群です。
小さいながらも鋭そうな歯があります。大人しそうなイメージなのですが実はがっつり魚を食う肉食魚なのでしょうか。そして何より意外と口が大きいです。
実際シーラカンスのことをあまり何も知らないのですが展示を通じて色々想像ができて面白かったです。
見た目はあまり美味しそうではありませんね。
こちらの展示コーナーは非常に落ち着いており、深海といった雰囲気も味わうことができました。
水族館周りはご飯屋さんも。
シーラカンスを一通り拝見して水族館を後にしました。
規模が大きい水族館ではありませんが1つ1つの展示に見入ってしまうのでまた来ることがもしあるならば、もう少し時間を取れるようにしてじっくり見たいものです。
そして小腹も減ったところで、事前に調べていましたご飯屋さんへ。
港周りは漁師さんや観光客をターゲットにしたご飯屋さんがところどころありました。
ボリューム重視ならこれ。
歩いてちょっとで到着しました「魚河岸 丸天」
こちらのお店には名物があるということを地元の方に教えてもらいましたのでそのメニューをオーダーします。
そして出てきたのがこちら。
一瞬目を疑うような円柱のかき揚げ。
名物「海鮮かき揚げ丼」です。
15cmほどあったでしょうか。このタワー状のかき揚げに手前の出汁をかけつつ崩しながら頂くのが標準スタイルであるとお聞きしました。
お味噌汁もついており見た目だけでもお腹いっぱいの一品です。
実食の感想は…。
まずかき揚げのお味ですが、和風だしと油強めの衣が合っており美味しかったです。
衣は非常にサクサクしており玉ねぎなどの野菜など入っております。また、中身で特に印象的であったのがプリップリの大きめのエビです。
弾力と噛んだ時の弾け具合とジューシーさ、どれを取っても今まで食したエビの中では上位に入るほどでした。
序盤はガツガツと食べることができましたが、やはり油が後半になるに連れてくどくなります。なんとか完食できましたが食の細い方や小食の方には結構キツイかもしれません。
少し夜も胃がもたれるほどでしたが名物料理を食すことができていい思い出になりました。
もう一度行きたくなる町。
沼津観光を終えて感じたのがやはり港町。
海鮮系が非常に充実しており、カサゴの丸ごと1匹姿揚げが大量に並んでいたりとワイルドなメニューなんかもありました。
水族館もまたじっくり拝見したいですし、港のご飯もまだまだ気になるものがありますので関西からは遠いのですが、また訪れたいなと考えております。
また、沼津から下っていき西伊豆までしか行ったことがなく、もっと先の伊豆方面などにも興味がありますのでそちらにも行ってみたいです。
ご閲覧ありがとうございました。