こんにちは。
今回はフリーリグでのロックフィッシュゲームについて。
季節は冬真っ盛りの1月中旬。
釣り物が少なくなる中、根魚たちはまだまだ遊んでくれます。
ということで、近年注目度の高まっているフリーリグにて挑戦することに。
大小混じりのタケノコ狩り🐟
初場所でMAX36cmと大満足!
これからも開拓の余地ありです😎 pic.twitter.com/MUZlQHu8hJ— 黒帯@海辺のひつじ荘&地球釣ってみた。 (@kuroobi_hitsuji) January 19, 2022
シンプルで使いやすく誰でもできる仕掛け&釣り方なので、ぜひお試し下さい。
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・フリーリグで必要なツール
・ポイントはこんなところ
・実釣と釣果
・メリットとデメリット
記事の「目次」
フリーリグに必要なものとタックル
はじめにリグを組むにあたって必要なものや使うタックルを紹介します。
シンカーは専用のものを使用
簡単に言ってしまえばシンカーとフック、加えてワームがあれば成立するこのリグ。
私は以下のものを使用しています。
参考
・シンカー→スタッチャーショット 3.5~7g
・フック→ハイパートルネード 1/0
・ワーム→ロックマックス #4、リングマックス #3.6
・ノット保護→チェーンクッション
基本ツールにノットの保護やシンカーとアイの引っ掛かり防止のクッションを導入。
ノットにアイが引っ掛かるのは意外とストレスになってしまいます。
これだけ揃えれば問題ありません。
各種サイズは狙う魚の状態やポイントに応じて変更していきましょう。
タックルはライトなソルトベイトフィネス
個人的なタックルは以下のものです。
参考
・ロッド→ホーネットスティンガープラス 69MLBF MGS
・リール→アルデバラン BFS
・ライン→XBRAID UPGRADE X8 #0.8
・リーダー→フロロ12lb
手軽に近場をランガンするスタイルなのでこんな感じのベイトタックル。
30cm後半のロックフィッシュまでは問題なく対処できています。
また、同様のタックルでチニングも楽しんでおりますよ。
こんなポイントを攻めています
次に釣りをするポイントについて。
様々な釣り場がありますが個人的にはこんなところが多いです。
石畳やその沖に点在するシモリ。
このあたりをリフト&フォール中心に誘います。
ただし、このようなポイントはシャローな場合がほとんど。
ゆえにシンカーとワームが離れることでフォール時に強みが出るフリーリグである必要性が薄いと感じる人は多くないでしょう。
実釣の様子とその結果
そして本題へ。
フリーリグで冬のロックフィッシュを楽しんだ際の様子と結果をお伝えします。
ナイトゲーム開始!小型の数釣りを楽しむ
先述のようにシャローエリアの石畳に入ります。
水深はありませんがとりあえずやってみることに。
根魚は夜行性なので夜を迎え釣り開始。
3.5〜5.2gまでのシンカーを状況に応じて使い分けます。
リフト&フォールを繰り返す中で、この魚はすぐに遊んでくれました。
このような可愛らしいガシラ。
この日最初のワームはリングマックス #3.6。
クリア系に好反応。
続いて本命のタケノコメバル。
小型ですが3インチオーバーのワームに対しても果敢にアタックしてきます。
これ以外にも小型ガシラの姿を多く見かけることができました。
サイズアップ&尺越えタケノコメバル!?
時間は進み、潮止まりまであとわずか。
それまでダラダラと気まぐれでヒットしていた魚たちの活性が上がります。
僅かにサイズアップとなった20cmオーバーのタケノコメバル。
冬シーズンの根魚といえばこの魚を思い浮かべるほど個人的に好きな魚です。
やはりフォール時にアタってくることが多く、魚の重みを聞いてから一気にフッキング。
この魚からしばらく時間が経過します。
そこでなんと、大型のタケノコメバルも出ました。
36cmと満足のいくサイズ。
ロックマックス #4でヒット。
もちろんドラグはフルロックで一気にランディングします。
これがあるからやめられませんね。
この日は潮止まりを迎えて納竿としました。
結果として、タケノコメバルとガシラ中心に問題なくこのリグで釣ることができました。
根魚におけるフリーリグのメリット&デメリット
根魚においてほぼ初のフリーリグに挑戦してみましたが、しっかり釣果を出すことができました。
では、感じたメリットやデメリットについてご紹介します。
フォール時に強さを発揮する
このリグはワームがフリーになることでフォール時に真価を発揮すると言われています。
アタリはもちろんフォールの際がほとんど。
もっと水深のあるところではフォール時の強みがより出ると感じるのでさらに有利に働いてくれることでしょう。
また、テキサスと同様に遊動仕掛けなので、アタリが分かりやすく魚への違和感も出にくいと思われます。
ズドンと全パーツをボトムに落とすリグよりワームをナチュラルに見せられるという期待が高まりますね。
根掛かり回避は並ほど
この手の釣りではリグが岩の間にスタックすることによる根掛かりが付き物でしょう。
フリーリグ用シンカーは棒状のものが多く、細かなスリットからも脱出ができるイメージです。
しかし、荒いボトムをしっかり取って攻めていくので根掛かりはもちろんあります。
それは仕方ありません。
なるべく軽いウェイトで探っていくことが無難でしょう。
また、根掛かり回避に勧められたのが「丸型フリーリグシンカー」です。
個人的に使用経験はありませんが、勧めてくれた友人曰く意外と根掛かりしないとのこと。
試してみる価値はあるのではないでしょうか。
シンカーの値段は意外に高い
ロックフィッシュゲームは先述の通り、根掛かりは付き物です。
ゆえにテキサスリグなどで使われるバレットシンカーは安くて多く入っているものを選択しがち。
しかし、フリーリグ用のシンカーは入り数が少なく値段は意外とするものが多い印象を受けます。
タングステン製のものも多くあり、コスパは決していいとはいえません。
ロックフィッシュゲームでフリーリグを有効活用!
上記で実釣結果や感じたことを簡単に記載してみました。
ではここでこの記事の内容をまとめてみます。
ポイント
・フリーリグはフォール時に強みが出る
・ノット保護のクッションがあると便利
・シャローエリアでも使用OK
・根掛かりはもちろん発生する
・コスパは決して高いといえない
デメリットももちろんありますが、メリットの方が大きいのではと感じました。
ワームについてはホッグ系よりもグラブ系が圧倒的に強かったことも印象的。
他にもクリア系、カラー系での違いはどうなのか?など…。
まだまだ勉強すべきことが多いことを理解できた釣行になったことは言うまでもありません。
また、この時の様子を動画にまとめています。
フリーリグはもちろん、様々な仕掛けで挑戦していこうと思います。
ご閲覧ありがとうございました。