こんにちは。
この度、訳あって普段手に入りにくい巨大魚「カジキ」をゲットしました。
カジキと言えども切り身の一部なのですが…。
私自身、初めての食材でどう料理いいものか分からない状態でスタートしました。
重点を置いたポイントは「簡単に作ることができる」ということ。
ですので、1品お酒に合うおつまみを作りました。
うまくできているかどうかは不明です。
この記事では、その調理の様子や味はもちろん一緒にいただいた珍しい?お酒について書いていきます。
記事の「目次」
カジキの基礎知識
カジキって名前は聞くけど実際にはどんな魚?
と感じる方は多いかと思います。
料理の観点中心に少しこの魚に迫ってみましょう。
種類は様々
カジキには以下のような種類がいるようです。
・マカジキ
・バショウカジキ
主なものがこれら。
しかし、今回食材とするものがどれに当たるのかは実は分かりません。
切り身だけで判断は難しいですね。
クセのない白味
酸味が少なくクセの少ないとされるこの魚は様々な調理法で食されるようです。
煮付けや塩焼きなど身近でベーシックなものから、ムニエルやフィッシュ&チップスといった洋食向けのジャンルにまで使われているそうです。
つまり割と万能というわけですね。
漢字は?英語は?
料理とは無関係ですが、個人的に漢字の表記と英語でどう表現するのかが気になり調べることに。
調査結果はこんな感じ。
・英語→marlin
「マーリン」だそうでこれは「マカジキ」を指すようです。
ちなみにメカジキが「swordfish」と表現されます。
魚種の中でも違った固有名詞で呼ばれるということは勉強になりました。
早速調理へ
切り身の紹介をしたいところですが、撮影を失念。
というわけで調理風景へ。
まず塩を振り、水分をキッチンペーパーで取り除きます。
次に切り身の煮込み。
オリーブオイルをベースに鷹の爪・バジル・ブラックペッパーを加えて煮込んで中まで火を通していきます。
煮すぎて身が固くなりすぎないように要注意。
さて「おつまみ」と言えどもこれは何を作っているのでしょうか?
カジキもマグロの仲間?
続いての画像で何を作っているかはお分かりになるかと思います。
先ほど煮込んだ身を一旦上げて冷ました後、ある程度細かくほぐしていきます。
これを別容器に入れて…
作っていたのは「シーチキン」。
見た目については「マグロ」のツナ缶の中身とそう変わらないかと思います。
煮込みの際にたっぷり入れたオリーブの香りがいい感じに伝わってきます。
野菜も添えて完成
おつまみですがツナのみでは寂しかったのでサラダに仕上げます。
面倒臭がりな性分の持ち主でありますので、千切りキャベツ+αにツナをそのまま乗せていきます。
一応出来上がり。
後はお酒を用意するだけとなりました。
モロッコビール「カサブランカ」
いつもは銀色の缶ビールを好んで飲みますが、お酒についてもモロッコ産という普段飲まないようなものを友人からゲット。
モロッコといえば、スーパーによく置いてある「モロッコ産のタコ」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、こんなものもあるのですね。
地ビールが好き
英語オンリーのラベルが登場。
「カサブランカ」というビールです。
カサブランカという有名な都市の名前が付いています。
モロッコの地ビールだそうで、現地ではホテルやレストランなどで扱われているそうです。
ラベル下に「1919」の文字がありますが、創業年なのでしょうか。かなりの老舗ですね。
こちらをジョッキに8:2くらいで注いでいくと…
色はごく普通のビールと言えるものです。
一体どのようなものなのでしょうか。
味はいかがなもの?
実際にいただいてみます。
はじめに伝えておきますが、個人的に「カジキのツナ」と「カサブランカビール」どちらも美味く食すことができました。
それぞれについて、私の感想を書いていきます。
ツナについて
まず、味ですが身は非常に淡白で味が薄いような印象。
そして、時期や部位の影響もあるのかもしれませんが脂もあまりありませんでした。
似たような魚で言うと「シイラ」がこれに結構近いです。
もちろん今回作ったツナも美味しくいただけましたが、ソテーやバター焼きなど味をしっかりつけてあげる料理で美味しくいただけそうだなと感じました。
カサブランカについて
味の方は、どちらかと言うとフルーティーで非常に飲みやすかったです。
それゆえにガバガバ飲みすぎてしまうかもしれませんね。
喉越し・後味もスッキリしており辛口や苦味の強いものが苦手な方でも飲んでいただけそうな感覚で、私自身初めて飲みましたが満足いくものでした。
関西ではあまり見かけない?
今回は「カジキのツナ」と「カサブランカビール」でした。
個人的には直感で調理に取りかかった割にうまくできたのではないかと感じています。
また、関東では意外にもスーパーなどで比較的イージーに入手できる魚ということも調べて分かりました。
私の住む関西では見かけないので、次にこの食材と出会えるのはいつになることやら…。
カジキは自分の力で釣ることは困難ですが、普段釣りをしていると珍しい魚が釣れることもしばしばあります。
そんな時にはまた料理をしてレポートしてみたいと思います。
ご閲覧ありがとうございました。