こんにちは。
今回は現場で活躍してくれるケースのひとつメタルバイブ専用ケースについて。
どんなルアーでもタックルボックスに複数入れておけばフック同士が絡み合ったり、ボディーに傷が入り塗装にダメージが入る場合があります。
特にルアーの絡みを外している間に時合が終了してしまって悔しい思いをすることもしばしば。
そのような経験をお持ちの方もいることでしょう。
そこで、少し前から使い始めた便利な収納ケース「EGメタルバイブボックス」で、上記の悩みを解決できたので共有したいと思います。
この記事ではこのケースの基本構造や使うべきメリットを紹介します。
記事の「目次」
エバーグリーン「EGメタルバイブボックス」とは
今回紹介するものはエバーグリーン「E.G.メタルバイブボックス」というもの。
使用に際して少々汚れていますが、見た感じは普通の収納ケースです。
では以下に特徴を示していきます。
薄型で取り出しやすいサイズ感
ケース自体のサイズは「205×145×28mm」と高さがそんなになく薄めで非常にコンパクトです。
重さも当然そんなにありません。
タックルバッグからさっと取り出して使いやすいといった印象を持っています。
この点は非常にありがたいところ。
鉄板系をMAX12個収納
ケースの中を見てみましょう。
底はスポンジで覆われていて、センターにはウレタン製の物体が一文字型に取り付けられています。
ちょっと細かく見てみます。
この一文字にはスリットが入っていますね。
その数12本。
これが最も重要なポイント。
合計最大で12個のメタルバイブの収納できる仕様となっています。
このスリットにメタルバイブの背中〜お尻あたりの鉄板の薄い部分を突っ込んでいく格好で、スリットの数だけルアーを収納することができるようです。
また、平行にルアーを収納することができるので、ありがちなルアー同士の絡みの心配も軽減され各々を整列させることが可能です。
検証!入れてみるメタルバイブ3種類
実際に使用しているメタルバイブを入れていきます。
入れていくものは以下の通り。
まず、エバーグリーン「アイアンマービー」
ケースもエバーグリーンのものなので、このアイアンマービーの形状に合わせた設計になっているようです。
次に邪道「レイン」
カラーもいい感じのものが多く気に入って使っています。
最後にコアマン「アイアンプレート」
この手のバイブが流行り出した時からの定番の鉄板系ルアーですね。
メタルバイブといえばこれっていう方も多いのではないのでしょうか。
基本的な使い方・入れ方について
さて、本題のメタルバイブ をどう入れるのか?ということについて。
先ほどのアイテムをケースに移してみましょう。
まずひとつ試しに入れてみます。
お腹のウェイトの終わりから薄くなっているところにスリットが来るようにセットします。
そのままのでは少し隙間があるせいかわずかにルアーが動くので、先述のウェイトの終わりをスリットにちょっとだけつっこんであげれば固定されます。
ぐらつかないようにすることでフック同士の絡みの心配はほぼ皆無です。
続けて他のルアーも入れていきます。
これでアイアンマービーのセット完了。
ヘッドの方向が交互になるように入れていくのがスタンダードスタイルのようです。
また、ヘッドは同方向がいいという方についてはそうすることも可能なのでご心配なく。
他社メーカーのルアーも保管・収納OK
このケース自体はエバーグリーンが販売しています。
従って同社「アイアンマービー」に形状が合致するのは当然ですが、他のメーカーのメタルバイブはどうでしょう。
先ほどの「レイン」と「アイアンプレート」を入れてみた結果がこちら。
特に問題なく収納できました。
特殊なものを除けば、どのメーカーも同じような形状ですので大抵は収まるかと思います。
全長が長めのジャカル「ビッグバッカー」などは持ち合わせていませんので機会があれば収納可能か否か試してみたいところです。
ケースへのセットイメージ
全ルアーが全てケースのスリットに収まりました。
このような格好になります。
最大収納数量である12個入れたとしても大きな問題はなさそうですね。
回遊魚の短い時合をモノにしたい方へオススメのアイテム
このケースを使用するメリットは以下の通り大きく2点あると感じます。
ポイント
・フック同士の絡み軽減
・本体の塗装を保護する
フック絡みを外す手間が省ければ、余計なことに時間を使わなくて済むということが最大のメリット。
特にサバなどの回遊魚は時合が非常に短い場合が結構ありますよね。
このケースでルアー保管することによってルアーチェンジの時間の節約に関してのアドバンテージを得ることができるのかなと思います。
そして塗装について、メタルバイブはどのメーカーもそんなに塗装が強くないイメージがありますので、フックサークルから連動してハゲてしまうことも多いのではと感じます。
上記のちょっとした悩みを解決してくれるこの専用ケース。
そんなに高額ではありませんので、メタルバイブを多用するシーズンに是非ひとつ使ってみてはいかがでしょうか。
いざという時のコストに対する効果は十分得られるものであると実感しております。
ご閲覧ありがとうございました。