こんにちは。
今回は兵庫県のワカサギ釣り場として有名な「佐中ダム」について。
ワカサギを釣って持ち帰る方は多いのではないでしょうか。
しかし、ここ佐中ダムでは現地で釣ったワカサギは「天ぷら」にしてもらえるというサービスがあります。
やはり寒い時期の釣りなので、冷え切った体には暖かい揚げたての天ぷらがとても美味しく感じます。
ということで、この記事では実際に「天ぷらサービス」を利用した感想とその他、この釣り場において冬の釣りには嬉しいと感じた点などをお伝えしてみようと思います。
記事の「目次」
アクセスも良好な「佐中ダム」
アクセスに関しては車の利用、もしくは電車+タクシーのいずれかになります。
グーグルマップを参照。
車の場合は上記のように、舞鶴若狭自動車道 「丹南篠山口インター」から15分ほどで到着します。
のんびりとした田舎道なので混むことはないかと思います。
電車の場合はJR福知山線「篠山口駅」からタクシー利用で同じく15分ほどで着きます。
釣り場へは「佐中ダム釣り管理事務所」付近のガードレール沿いに車を停めて行きます。
釣りをするには事務所で釣り券を購入して入場といった格好。
来場者も多く当然車も多くなるので、時間が経てば経つほど事務所から離れた場所しか空いてない状況になる印象があります。
「ワカサギ」は釣りモノの少なくなる冬には人気の魚種なのです。
天ぷら具材「ワカサギ」を釣る道具
冒頭にありました「天ぷらサービス」の利用にはワカサギの釣果が必須です。
ということで事務所にて釣り券を購入して、釣りをしてみましょう。
次に道具類。
私のタックルは電動リール。
もちろん現地にて手巻きタックルのレンタルもあります。
エサは「サシ」と「ぶどう虫」
メインの針には「サシ」、集魚効果を高めるための「ぶどう虫」を別針にてセットします。
仕掛けはこのような市販の仕掛けを使います。
佐中ダムのワカサギのサイズはそう大きいものではないので、針サイズも小さめのものを選択。
キツネでいうところの0.8号〜1号、袖でいうところの1.5号程度でいいかなと思います。
タックルのレンタルはもちろんですが、これらの餌や仕掛けなどは現地販売もしています。
防寒さえすれば、手ぶらでも釣りを楽しむことができるのは嬉しい点ですね。
寒さ対策「ドーム」&「カタツムリ」とは
佐中ダムには寒くても快適に釣りができる設備が2つあります。
まず1つ目。
写真左に写っているビニールハウス状の「ドーム」と呼ばれるもの。
最近ではこのような設備を持つ釣り場が多くなりましたね。
利用は簡単。単純にこの中に入って釣りをします。
ちなみに写真通りこの日は雪。
朝一にこちらにお邪魔したところ、風雨を凌げるという点では大きなメリットを感じました。
また、中にストーブも点けてくれているので、ホカホカの状態で釣りを楽しむことも可能。
佐中ダムにはドームは2基設置されていますが、早い者勝ちなので温かく釣りがしたい場合は早めに行ってドームに入るのがオススメ。
そして2つ目。
先ほどの写真の中央あたりにずらっと並んでいるのが「カタツムリ」
これを近くで見てみると…。
ビニールと格子でできている「ドーム」の簡易バージョンという感じですね。
確かにカタツムリのような格好です。
桟橋の上に標準装備されているので、この度はこちらも利用して釣りをしてみました。
初の「カタツムリ」は快適
さて、私自身初めてこの「カタツムリ」を利用します。
この中に道具をセットしてみましょう。
雪の日は桟橋にがっつり積もっているので、事務所にてホウキをお借りして雪の掃き掃除からスタートしなければなりません。
釣り場では、イスもしくはレジャーシート+座布団で座りながらやるのがスタンダード。
カタツムリ自体は左右についている万力で桟橋に固定されているようです。
反時計回りに桟橋側の骨組みを上に上げることで出入りが可能となっています。
正面にはシングルカタツムリが。
1人で入る用のものですね。
ちなみに私が入っているものは2人用仕様のダブルとなっています。
ここに入った感想としては、ドーム同様に風雨は凌げます。
しかし、強く吹く場合は隙間風が少し気になります。
これは可動式なので仕方がありませんね。
しかし、雪が降るこの気候でも十分快適に釣りができました。
寒さ対策をしっかりしてくれているので、このダムはやはり安心できますね。
釣果の方は?天ぷらの行方
肝心の釣果の方について。
こちら。
27匹。
お昼過ぎまでの釣果です。
しかしながらキレイな魚ばかり。
同行者の魚も合わせてこちらを天ぷらにしてもらいましょう。
ハイマート佐中の「お食事処」へ
天ぷらは釣り場ではなく、ダム下のハイマート佐中の「お食事処」へ魚を持ち込んで調理してもらいます。
ちなみに天ぷらサービスは「50匹まで」だそうです。
お食事処には囲炉裏もあります。
普段の生活ではなかなか味わえない雰囲気の中、天ぷら到着。
1匹1匹、丁寧に揚げられています。
早速いただきましょう。
感想としては、衣が軽く非常にサクサクで魚自体には一切に苦味もありません。
きっとダムの水質がいいのですね。
とにかく、すぐになくなるほど美味しかったです。
サイズが小さい分、天ぷらとして骨も何もかも丸ごと食べることができますよ。
また塩加減が素晴らしいのでお酒が飲みたくなりますが、車なので残念ながら飲めません…。
自分で釣った魚をすぐに美味しく調理してもらって食べられるのは魅力的ですね。
関西のワカサギ釣りのオススメ釣り場
今回は「佐中ダム」で釣ったワカサギを天ぷらにしてもらったというお話でした。
ここで記事中に出てきた「この釣り場の良かった点」をまとめてみましょう。
・レンタルタックルもあり、手ぶらで楽しめる
・寒さ対策の「ドーム」なども完備
・「天ぷらサービス」を楽しめる
天ぷらは他の釣り場でも楽しめるのですが、有料の場所が多い印象。
味や魚自体のクオリティも高く、なおかつサービスで調理していただけるので非常に満足できました。
また、キャンプや宿泊施設もあり、地元ならではのイノシシをはじめとしたジビエ料理も楽しむことができるそうそうなので、ここ佐中ダムを1度チェックしてみてはいかがでしょうか。
ご閲覧ありがとうございました。