こんにちは。
今回は前回の記事に引き続き「オモック」について。
前回作ったものは、特別な道具が不要で簡単にかつ短時間でできるというものでした。
しかし、この度作ろうとしているものは六角オモリを使った少し重めのモデル。
これに少し装飾を施してよりルアーらしく仕上げていきたいと思います。
この記事では、六角オモリを使ったオモックの基本的な作り方と擬似を用いた簡単チューニングについて書いていきます。
記事の「目次」
六角オモリを使うメリットはコレ
多くのオモックといえば、中通しオモリにステン線を用いますね。
そのステン線でアイ部分を作り、オモリの中心に突っ込むというスタイルが多いのではないでしょうか。
実はオモック作成の過程でこの工程に意外と手間がかかってしまいます。
そこで、このような六角オモリを利用。
この手のオモリには元から上部にアイがはじめからついていますね。
ここにフックを取り付けることでオモック が出来上がります。
従ってステン線の加工は必要ありません。
アイ部分作成の工程が省ければ時短にもつながるので、これも1つメリットではないでしょうか。
アシストフックをそのまま取り付けても完成形
オモックとはその名の通り、オモリとフックで成っているルアーです。
従って、以下のようにオモリ上部のアイにそのままスプリットリングを介してアシストフックを取り付けておけば基本的な形はできあがり。
これが通常の姿だと思います。
しかし、今回は私は少し違った要素も取り入れようと考えています。
そちらを以下でご紹介。
タイラバのスカート部分を利用する
私が作ってみたかったもの。
それはラバージグの要素を持ったオモックです。
こういったものを作るために以下のようなものを利用。
タイラバのスカートと呼ばれる部分ですね。
タイラバパーツとして多くの店で見かけることもあるでしょう。
シリコン製で伸びのある素材。
これをオモックの上部に取り付けるだけの簡単チューンをやってみます。
上記のように透明の小さなゴムを介してアイ部分にセットするだけ。
これで見た目はよりルアーっぽくなりましたね。
スカート→スプリットリング→アシストフックの順で取り付けて完成。
擬似の長さはお好みでカットして調節するといいでしょう。
アシストフックはオモリや狙いに合わせて
また、アシストフックについて。
大きさや針の形状など様々なものが世の中にはあります。
基本的にサイズはオモリの大きさやターゲットに合わせて変更してみて下さい。
この手のルアーにはライン部分が短めのアシストがオススメです。
様々なアレンジができる
準備していたもう一方のオモリにも同様のラバーをつけてみましょう。
少し色を変えました。
グリーン基調に変更。
ラバーカラーの組み合わせは好みによって変えることが可能となっています。
このように色々と試してみてはいかがでしょうか。
夜光などのカラーオモリもいい感じ!?
今回使った六角オモリは2種類。
1つはよく目にする無垢タイプ。
もう1つは夜光のグローカラー。
いわゆるカラーオモリです。
このカラーオモリを使った理由としては以下のようなこと。
ご存知の方も多いと思いますが、暗闇でこのように光ります。
こういったことも魚に対するアピールにひと役買ってくれるのではないかと思います。
この他にも色々なカラーのオモリがありますので、ひとつ作ってみても面白いかもしれません。
オモックのラバー・スカートチューンまとめ
以上、今回はオモックのラバーチューンについてでした。
こののラバーを使ったオモック について要点を以下でまとめてみましょう。
ポイント
・ラバーのカラーの組み合わせは自由
・よりルアー感を出すことができる
・アイを作る手間を六角オモリ使用で省略可能
・アシストはオモリサイズで変えていこう
もともとは沖縄発の自作ルアーなので、チューニングや手の施しようはまだまだあるのではないでしょうか。
様々な可能性を探ってオリジナルのオモック を作っていきたいですね。
ご閲覧ありがとうございました。