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【接着剤】現場でも可能!ワームをすぐに修理して長持ちさせる方法と道具を紹介【ライター】

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こんにちは。

今回は釣り場で可能なワームの修理について。

私はシャッドテールワームのひとつ「エコギア バルト」をよくボートロックフィッシュにて使用します。

いつもよく釣れるのですが、1つ問題点があります。

それは魚を掛けたらワームがすぐにボロボロになりがちな点。

ロックフィッシュがメインターゲットなので鋭い歯でワーム本体が避けたり、ジグヘッドのキーパーからワームがずれてしまったりします。

ワーム自体、安くないので頻繁に消費していたら財布には優しくないですよね…。

そこで、このようなことに対する対策は何かないものか?と思い、以前ボートロックでお世話になった遊漁船の船長にお話を伺いました。

色々と教えてくれましたので、この記事ではバルトを中心としたワームを長持ちさせる方法、そして現場でも可能な修復して使う方法をメインに書いていきます。

また、今回の修復の例となるワームであるバルトについても少し触れていきます。



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エコギア バルトの基本事項

まず初めにこの記事のメインとなるワームのバルトについて少し紹介。

ワームのサイズは3.5インチ4インチ6インチとあります。

私が使用しているものは4インチがメイン。

カラーは赤金・アジ金・ブルーイワシなどテッパンどころを使います。

ローリングアクションと大きめのシャッドテールが特徴のこのワーム。

これにセットするジグヘッドに組み合わせるジグヘッドは主に2つ。

1つはスイミングテンヤ25g〜30gをメインに組み合わせ。

このジグヘッドの特徴はアゴ下にアイがあること。

ブレードやトレブルフックなど取り付けることも可能です。

もう1つは静ヘッド

こちらの重さも先程のものと同じ位のものを使います。

このジグヘッドは非常にシンプルな形状、そして針の軸も太くロックフィッシュ相手では十分過ぎる位パワーがあります。

いずれにせよバルトに合わせるジグヘッドはシンプルな形状のものがいいでしょう。

ワームが壊れるシーン・症例の紹介

魚の歯で本体が傷ついたり、ジグヘッドのワームキーパー部からズレてしまいがち。

そのために頭部が損傷したり、穴が広がってしまいワームがボロボロになります。

実際にあった症状を以下で確認してみましょう。

キーパーからのズレによるヘッド裂け

こちらが最も多いものの1つではないでしょうか。

ワームキーパーから本体がズレることで穴が広がってしまい、キープできなくなる症状ですね。

画像ではボロボロになりすぎて頭部先端が取れてしまうくらいの重症患者。

こうなれば刺し直しても再度ズレるので、ワームが使い物にならないといった場合が多いです。

フック貫通部分の背中の裂け

頭部の損傷とともに多くあるのが、背中の裂け

本体をバイト時などに引っ張られるとどうしても起きてしまうこの症状。

引っ張られる際にフックが背中に貫いている部分を境に千切れるといった感覚ですね。

そんな時にはフックを貫通させるポイントを少し変えてみたり…

ごまかしごまかし使ってもいずれはやはりボロボロになってしまいます。

魚の歯によるボディー部の裂け

この手のワームで狙うものは主にフィッシュイーターでしょう。

そういった魚は大体歯が強いです。

そのため、ワンバイトでもワームがスパッと裂けてしまうこともしばしば。

画像ではテール部分が完全にカットされている状態。

目玉も取れて無残な姿に…。

こういったことでうまく泳がなくなってしまえば、すぐにワームの交換が必要です。

泳がないワームには魚はうまく反応してくれません。

ベラやフグによるテール損傷

最も釣り人を悩ませる魚のひとつであるフグ。

餌釣りだけではなくこういったワームなどにもよく反応しますね。

その結果、上の画像のようにテールの一部がかじられてしまうことがよくあります。

これによってうまく泳がないことが多いのも事実。

非常に悩ましいですね。

先述の通り、このワーム自体も安いものではないので悩みどころのひとつです。

接着剤やライターを活用して修復しよう

ここからが本格的な修理編。

ワームの損傷の多くが裂けることによるものだと思います。

そこで教えてもらった2種類のアイテムでワームを直してみることにします。

瞬間接着剤 アロンアルファを使う

フック貫通部やヘッドに軽い裂けがある場合。

手軽なのがアロンアルファなどの瞬間接着剤を利用します。

これを裂け目に対して何滴か落としてあげるだけ。

これでOK。

意外と修復後ちゃんと使えますよ。

あとは自身の指がくっつかないように注意しましょう。

ライターで炙っても修復可能

ワームは熱で溶けますよね。

これを利用してライターで炙って溶着するといった感じでリペアします。

軽いもの〜ガッツリな裂け目までササっと修復可能です。

しかし、現場で風が強い場合は扱いが難しいのでご注意を。

おそらくターボライターの方が扱いやすいでしょう。

また、オイルやフォーミュラーを多量に纏ったワームは火の回りが大きくなりがちなので気をつけましょう。

ワームに火がついてしまったらフッと息を吹きかけて消火作業を行います。

ワームの移植も可能!?

ひとつ面白いアドバイスをもらいましたので紹介します。

ワームのテールが生きているがヘッドがダメになった

そして、ヘッドは問題ないがテールがやられた

そんな時に使える方法。

簡単に言えば移植手術

以下は実施例。

ブルーイワシ→ヘッドが損傷

アカキン→テールが損傷

まずお互いのダメな部分をカット。

だいたいお腹のあたりで切るのが無難でしょう。

そして、問題ない部分を接着剤&ライターでくっつけてあげるという奇抜な発想です。

はじめに接着剤でくっつける。

次にライターで表面を溶着させる。

このような感じで完成。

カラーが違えば違和感があるかもしれませんが、実際に現場での釣れ具合を見てみたいものです。

このような方法もひとつありでしょう。

対策として損傷予防策も実施しよう

使用することでワームがボロボロになってしまうのは仕方がありません。

しかし、できる予防はしておきたいものです。

そこで先ほどの瞬間接着剤を利用してこんな感じにしてみます。

画像○部分(ワームキーパー部およびフック貫通部)に数滴落としてみてください。

接着剤で位置を固定してしまうという考え方です。

これでワームのズレやそれによる裂け目ができにくくなります

意外と効果は長持ちしますよ。

しかし、これをやるとワーム交換が難しくなるのでその点を了承の上でやってみて下さい。

セカンドバイトを取るためにも

先ほどのズレ予防にはもうひとつの作用があります。

それは2回目のバイトの奪取

難しい言い方なのですが、例に今回のワームでのターゲットのロックフィッシュを挙げます。

特にアカハタやオオモンハタは最初にミスバイトがあっても執拗に追いかけてきます

そして、再度バイトする場合が多いと教えてもらいました。

実際にフッキングまで至らないバイトの後すぐにフォールさせて魚を掛けるシーンが何度かありました。

しかし、最初のバイトでワームがズレて違和感が出てしまうと2回目のバイト発生が期待できません

より多くの魚を釣るためにはこういったこともやっておけばいいのではないでしょうか。

ワームを長持ちさせる要点まとめ

今回はエコギア バルトを例にワームの修復と長持ちさせるコツについてでした。

以下にこの記事の要点をまとめてみます。

ポイント

・瞬間接着剤かライターで補修
・ズレ予防は瞬間接着剤
・ワームが泳がなくなれば即交換または修理

この記事の内容はバルトにスポットライトを当てて書いていますが、その他のターゲットやワームに対しても使える知識であると思います。

また、ワームは重ねて書きますが意外とお金のかかる消耗品なので、できるだけロスなく使っていきたいですよね。

なので、釣りに持っていくタックルボックスには瞬間接着剤とライターをぜひ常備してみてください。

きっと役に立つはずです。

ご閲覧ありがとうございました。

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