こんにちは。
今回は牡蠣を処理する際に用いるオイスターナイフについて。
牡蠣の殻をこじ開けて身を取り出す時の必須アイテムといっても過言ではないでしょう。
このアイテムは「牡蠣ナイフ」や「オイスターナイフ」と呼ばれます。
先日、殻ごと新鮮な岩牡蠣を急遽いただき、私自身このナイフが必要になりました。
ということで、最寄りの100均で購入することに。
牡蠣を剥く処理をするのは私にとって初体験でした。
未経験のド素人ということもあり、100均ナイフでしっかり殻剥きができるのかと少し不安がよぎったのが正直なところ。
しかし、意外にも簡単に処理することができてしまいました。
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・100均牡蠣ナイフの特徴と使用法
・素人でも扱えるものか?
・実際の作業で感じた使用感
記事の「目次」
どこに売っている?ダイソーへ行ってみる
私の最寄りの100均はダイソーです。
とりあえず行ってみることに。
目的のものを発見したので、そこで購入したものをご紹介。
持ち手のカラーは赤と黒の2種類。
私は赤を選択。
見たところ、刃はそんなに長くないようです。
また、牡蠣以外にも様々な貝類の処理に対応できるようですね。
とりあえず一家に一台あれば色々と使えそう。
ということで実際に手に取ってみましょう。
よく見ると刃の部分は鋭利ではありません。
これで貝柱がちゃんと切れるのでしょうか?
また、殻をこじ開けられるくらいの耐久性があるのか?
疑問は色々と沸いてきますね…。
そして、持ち手を握ってみます。
この部分は太めの作りになっているので握りやすいですね。
また、剣道の竹刀のように「つば」がついているのも特徴的。
私は左利きなのでこのナイフを左手で持つこととします。
利き手は特に関係なさそうな商品なのでどちら利きでも対応は可能でしょう。
軍手・手袋類が必須アイテム
次に牡蠣を扱うときの注意点。
牡蠣の殻は非常に薄くかなりエッジが効いています。
これを素手で処理しようとすると確実に手を切ってしまいますのでこちらを着用。
こちらは手のひらの部分が分厚く、牡蠣の殻で手を切ることも全くありませんでした。
ちなみにこれは牡蠣専用のものではなく、農作業で使ったことのあるただのグローブです。
このようなものがなければもちろん軍手などでも構いません。
手を保護するアイテムは必ず準備してください。
最近では防刃手袋と謳っている商品もありますね。
早速、両手にはめて作業を開始します。
オイスターナイフの使い方と使用感は?
今回、頂いた牡蠣がこちら。
結構大きな個体です。
海藻なども付いている状態なので、表面をたわしでこすり洗いします。
次に実際の作業に移りましょう。
これに合わせて私が行った牡蠣の処理方法の紹介もいたします。
牡蠣には上下の向きがある
牡蠣には上下があるということをはご存知でしょうか。
この画像のように殻が平らな部分が上、膨らんでいる部分が下になっています。
また、指が写っている部分が蝶番のような作りになっており、ここを起点に殻がカバッと開くという感じ。
この牡蠣ナイフはどこに差し込むのか
次に牡蠣ナイフを殻と殻の隙間に入れていきます。
ここで素人の私は立ち止まってしまいました。
「どの部分に刃を入れればいいのか?」
そこで、スマホにて正解を調べつつ作業を進めることに。
そしてたどり着いた答えはこちら。
殻の側面やや先端側のわずかな隙間に軽く突っ込む。
続いてナイフをテコのように動かしたり、回転させてこじ開けるように力を加えます。
殻が半開きになれば、ちょうどこの部分に貝柱が確認できるのでナイフでカットします。
この際に身を傷つけないように注意。
ここまでできれば割と簡単に切り離すことができますよ。
このようにして覗いてみると内部の様子がわかりやすいです。
ある程度殻が開いたら最後は手でフィニッシュ。
素人でも貝柱は上手く切れた?身は取り出せる?
完全に開ききった姿がこちら。
殻が少し破損してしまいました。
右の殻についている白っぽい部分が貝柱です。
身の方にももちろん貝柱がついているのでこちらもカットして身だけを取り出しましょう。
結果として初心者でも100均の牡蠣ナイフで難なく殻を開いて身を取り出すことができました。
続いて、他の牡蠣も剥いていきます。
同じ要領で作業を進めます。
結局20個ほどの牡蠣を処理しましたが、ナイフに変形や破損は一切ありませんでした。
個人的にはダイソーの牡蠣ナイフでも充分使えると感じました。
初心者でもしっかり処理できましたので、エントリーモデルとしては十分でしょう。
簡単オススメ!剥き身でカキフライを作ってみよう
ここからはおまけの調理編。
剥き身を利用してカキフライを作ってみましたのでその様子をご覧ください。
片栗粉と塩で確実に綺麗に洗浄
まずはしっかりと身をを洗います。
よく洗うということが基本ですよ。
ということで、洗浄の際に活躍するものがこちら。
ご存知、片栗粉です。
これを使うことはもはや有名ですね。
加えて塩も準備。
この2点を適量ふりかけて優しく揉むように洗浄。
ある程度洗ったら塩水で汚れを流しましょう。
その時の水の色にご注目。
このようにかなり汚れていることがお分りいただけると思います。
この色がマシになるまでこの作業をリピート。
ただし、全くの真水での洗浄はNGとされています。
浸透圧で水っぽい身になってしまうとのこと。
とりあえず塩をお忘れなく。
プリッとした身を保つための下処理方法
次にフライ前の最後の処理。
沸騰させた塩水に10秒ほどさらして更に冷やした塩水で粗熱を取るという作業。
これでプリプリとした身を保つことができるそうです。
その後はしっかりと水気をとっておきます。
一度ここで身をよく見てみましょう。
プリッと感が伝わりますでしょうか。
こんな感じに処理しておくといいでしょう。
やっぱり美味しい牡蠣料理
ここから一気に仕上げ。
パン粉・小麦粉・卵を用意して衣をつける。
そして揚げるとこんな感じに。
殻に対して身はそんなに大きくありませんが非常に美味しかったです。
寒くなるにつれて身は大きくなるそうなのでシーズン真っ盛りの時に食べてみたいものですね。
個人的には冬の味覚のカニと並ぶ大好物です。
オススメ!ダイソーの牡蠣ナイフの概要まとめ
今回はダイソーで購入した牡蠣ナイフについてでした。
ここで今回使ったナイフの特徴や感想についてまとめていきます。
まとめ
・取っ手は持ちやすい形状
・刃は短いが貝柱のカットは十分可能
・連続で処理しても変形や破損はない
・刃が長くないのでむやみに身を傷つけることがない
・僅かな殻の隙間にももちろん刃を挿入可能
・「つば」付きで怪我の回避に一役買っている
・100均なのでコスパ良好
もうお分かりの通り、初めて牡蠣を殻の状態から処理をした私でも簡単に扱うことができました。
総合的に満足いく商品であることは間違いありません。
100均だから使い物にならないのでは…というイメージを払拭するような嬉しい結末。
もし100均に立ち寄られることがあれば探してみて手に取ってみてはいかがでしょうか。
他にも様々な便利グッズに出会えるかもしれません。
100円+税なので失敗してもダメージは少ないと思います。
それもメリットのひとつでしょう。
ご閲覧ありがとうございました