こんにちは。
今回は仏間のDIYについて。
現在、今の片隅にある使用していないデッドスペースであった仏間。
これをなんとか有効活用できないかと考えた結果、PC用デスクの設置場所にすることにしました。
私がやったことは壁紙の貼り付けとLEDライトの設置の大きく2点。
素人ですがなんとか上手くできたと実感していますので、これらの作業について解説をしていきます。
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・仏間の現状
・準備したもの
・作業風景
・デスク設置後の様子
仏間をどうか有効に利用したい
今回、デスクを設置する仏間はこちら。
薄暗い無機質な空間ですね。
扉を予め外しています。
中の金具は扉を収納するための仕掛けでした。
左右のレール沿いに手前の板が動く仕組みのようです。
仏間を放置する2つの問題点
仏間のDIYは単にデッドスペースの利用だけが目的ではありません。
問題として捉えていたのは大きく2点。
問題点
・ゴキブリの住処になる
・湿気が溜まりやすい
実際に作業前の掃除の際にはゴキブリの卵と糞が多数確認されました。
冬の時期はまだいいですが暖かくなり湿気が溜まることで、害虫の温床になる可能性も十分考えられることでしょう。
上記を危惧して放置するのはまずいという判断に至りました。
準備した材料
仏間に施すクロス貼り付けと照明設置に関する材料をご紹介します。
クロス貼りに必要なもの
必要なモノ
- 生のり付き壁紙
- クロス専用のり
- カッター
- ヘラ
最低これさえあれば貼り付けは可能です。
クロスは面倒なのり付けを省くため、最初から塗ってあるものを選択。
ヘラは「壁紙用スムーサー」というものを使いました。
電気工事不要なLEDライト設置に必要なもの
必要なモノ
- ライティングレール
- スポットライト
- 台座用木材
- L字取り付け金具
- 皿ネジ
- 紙やすり
ライトの電源はコンセントから取り、天井付近にレールを取り付ける仕様で段取りしていきます。
私自身、電気工事士の資格がありませんので必然的にこの方法しか実践できない格好です。
DIY作業の様子
ここからはDIYの手順とその様子をお伝えします。
クロスのカットと準備
まずは壁面にクロスを貼り付ける作業から。
先ほどもあった通り、のり付け済みのものを使います。
サイド2面、天井、正面の4面で計7mほど使用する段取りで購入。
カットサイズを決めて裏面を参考にカット。
ぴったりサイズではなく少し余裕を持って切って、後から調節した方がきれいに仕上がります。
クロスの貼り付け
のり面のフィルムを剥がして本番へ。
妻と2人で作業しています。
1人だと非常にやりにくいと感じました。
角は予めカットして後からきれいに仕上げます。
貼り付けたら内側→外側に向かってヘラで空気を押し出してぴったり貼り付けるイメージで作業していきましょう。
各辺の余ったクロスはヘラとカッターできれいに取り除くのがベスト。
のり付きゆえ、カッターはすぐ切れ味が悪くなるので定期的に刃を折ってやるといいでしょう。
端まで丁寧にやると見栄えはいい感じ。
必要な面に全て貼り付け完了。
初心者にも易しい壁紙でした。
また、ヘラは必ず役に立つので準備しておいてよかったと改めて実感します。
何でもいいのでひとつ持っておきたい品ですね。
クロスの継ぎ目は専用のりで
貼り終えた上記の画像を見て分かるようにクロスの継ぎ目は目立ってしまいがち&経年でめくれがち。
そこでこのアイテムの出番です。
クロス専用のり。
これを目立つ部分に塗布してやると…
意外ときれいに仕上げられますよ。
入手しやすい価格なので使ってみる価値は十分あると思います。
LEDライトレール取り付け
次にライト。
リモコン式ライティングバー(レール)を天井あたりに設置することに。
電源の操作はやはりリモコンでないと不便な場面が想定されます。
左右にある既設の木材に台座を取り付けてレールを固定しました。
照明は3発装備。
台座はL字金具での簡易的な設置です。
完成形はこちら
そして使用予定の机とモニターを入れると…。
完成です。
ライトポジションは奥〜手前まで位置をスライドできるので調節楽々といった具合。
もちろんライト自体の角度も可変式です。
手元の明るさも問題なさそうですね。
クロスのおかげで全体的な雰囲気が明るくなりました。
作業上の注意点
DIYを行った際に感じた注意点は以下の通り。
注意ポイント
・カッターの刃は定期的に折る
・電源タップの位置を考慮する
・クロス中の空気を抜き切る
カッターの切れ味が落ちるとクロスが上手く切れず、端が破れてしまうことがありました。
こうなれば見栄えも悪くなってしまうので注意しなければなりません。
また、電源タップの配置に注意してクロスのおおよその位置に大体の切れ込みを入れてあげると作業しやすいです。
ここも最終的にフチ沿いにきれいにカットすればOK。
シワがあれば空気を押し出して壁とクロスを密着させてのりが完全にくっつくようにしておきましょう。
予算は2万円あれば可能
このDIYでかかったコストは約2万円。
意外に低予算で収まりました。
事前にクロスの必要量の概算を出し、店頭にある既製クロスのロットに最も近く無駄がないように購入しましょう。
デスク自体はすでに家にあるものを入れたので、デスクから作成する場合はここにデスク代が加算されます。
また、仏間内部には1つしかタップがないので延長コードなどの装備も合わせて購入する必要がありますね。
まとめ!テレワークにもオススメな仏間の簡単リメイク
ここまでで必要なものから作業過程をご説明しました。
では、この記事の内容をまとめてみましょう。
ポイント
・のり付きクロスが便利
・コンセント式ライティングバー採用
・2人での作業がおすすめ
・カッターの刃は定期的に折る
・コストは約2万円
素人でものり付きのクロスなら簡単にクロス貼りを行うことができました。
かなりオススメの品ですよ。
作業される場合は1人がクロスを押さえる、そしてもう1人が貼り付けていくスタイルでやると楽であると感じます。
面積が大きくなるほど1人での作業が難しくなるのではないでしょうか。
また、昨今のコロナ禍でテレワークが増えている現状を顧みるとこのようなDIYでのワークスペース確保にもいいかもしれませんね。
思ったより低予算でできるDIYなので仏間スペースを有効に使いたい方はぜひ挑戦してみてください。
ご閲覧ありがとうございました。