こんにちは。
今回は初夏のナマズトップゲームについて。
ナマズが最も釣りやすい時期のひとつとして梅雨前が挙げられますね。
ということで、この時期に魚が集中しやすい水路へと足を運んでみました。
今日もナマズ🐟
型は小さめですが…
新規開拓が捗ります😌 pic.twitter.com/LZOrerFbvb— 黒帯@海辺のひつじ荘&地球釣ってみた。 (@kuroobi_hitsuji) June 15, 2022
釣り方はもちろんトップでのルアー釣り。
産卵期を迎えようとするナマズたちの反応はいかに!?
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・梅雨とナマズと水路の関係
・実釣!釣果について
・タックルについて
記事の「目次」
なぜ5〜6月はナマズゲームに最適なのか
梅雨を迎えるこの季節。
ナマズと梅雨と水路について少しお話ししておきます。
産卵期は水路のような小場所に移動
この季節はナマズにとって一大イベントとなる産卵期。
産卵を意識し始めると狭く浅い水路へとナマズが集まってきます。
時には水深数十cmほどの極端なシャローでも姿を見られるほど。
ということで、魚が集まる場所(水路など)へ行けば釣れる確率が上がるということになりますね。
産卵前の荒食いがポイント
この時期は産卵に備え、ナマズたちは餌を積極的に食べようとします。
いわゆる産卵前の荒食いですね。
それも相まってルアーへの反応がすこぶる良好。
これが釣りやすさの要因のひとつ。
そして、餌となるカエルやベイトなどが多く潜む田んぼ周りの水路は狙い目です。
代掻きにはちょっとだけ注意
田植えシーズンには水路が濁りで真っ茶色になってしまうことがありますね。
時期的に代掻きと産卵期がほぼ重なります。
代掻きの影響で急激に強い濁りが入るとナマズたちの活性は一瞬下がってしまいがち。
そうなると少し苦戦する可能性が高いでしょう。
しかし、全く釣れない訳ではありません。
なるべく濁りが薄い場所で挑戦してみる価値はあります。
実際に水路でナマズトップゲーム
続いてナマズ実釣について。
ホームでの水路位置は大体把握しているので、順に巡っていくことに。
カップ系のトップルアー「でんぐりガエル」にて釣りをしてみました。
雨の降り始めがスタートの合図
5月末。
天気予報では夜から雨が降り始めるとのこと。
これはチャンスと思い出撃することに。
広くスタンダードな水路帯がこの日のポイント。
シトシトと雨が降り始めたタイミングで釣り開始。
すると間も無く、水路帯でも奥の狭い小場所にてヒット。
小さめの綺麗なナマズ。
このサイズでも積極的にバイトしてきます。
この後も魚を追加。
でんぐりガエルのダブルフックがしっかりナマズを捕らえてくれます。
雨は次第に強くなり、シャワーのような瞬間的な降雨のタイミングでダブルヒット。
この日は友人と合計15本ほどといい釣果に恵まれました。
雨とナマズは仲の良い友達のようですね。
本流直通の水路帯は狙い目
先程の釣りから少し時間を空けて次の水路へ。
この水路は少し大きめの河川から繋がる直線に伸びた長いポイント。
水深は浅いのですが、水路自体に幅があります。
ということで、岸際中心にルアーを通していくことに。
すると水面を割る大きなバイト音。
執拗に追ってきてようやくヒット。
立派な体格のナマズが現れました。
魚の数が多いのか、その後も反応はかなり良かったように思います。
大きめの河川に繋がってすぐの水路ということもあり、50〜60cmほどの良型が揃いました。
バイト自体多かったのですが、一方でバラしも多く反省…。
バーブレスフックということも考慮したいところですが、まだまだだなと感じさせられます。
浅く複雑に入り組む水路に調査
6月中旬。
水の入った圃場が多く見受けられる時期に。
肝心の水は濁りが結構キツめ…。
しかし、ロッドを片手にポイントへ。
水路の新規開拓メインで釣りはあくまでも様子見。
ですが、この水路が意外にハマります。
開始直後から魚は元気いっぱい。
水路の水かさが大きくトップに出てくれるか怪しい状況…。
しかし、それは杞憂に過ぎませんでした。
その後もでんぐりガエルが魚を連れてきてくれます。
さらに奥に進むと水路は入り組み、分岐していく様子。
そのひとつにかなり狭めのポイントを発見。
どちらかと言うと溝のような感じ。
軽く飛び越えられそうな幅の狭さ。
水深はかなり浅めで普段水が来ているのか?という印象。
半信半疑で撃ってみると…。
小さめですがボコっと出ました。
この魚以外にもここで4本ほど短時間で追加。
普段水が多くなさそうな場所も水が増えればポイントになり得るようです。
やはり、この時期の水路は見逃せませんね。
タックル紹介!水路はショートロッドで攻める
ここからは私のタックルについてのお話。
狭い水路帯では取り回しの良いセッティングで釣りをしています。
テイルウォーク「ナマゾンC62M/G」を愛用
使用ロッドはテイルウォーク「ナマゾン C62M/G」というもの。
6f前半で水路にピッタリの長さです。
グラスコンポジットロッドですが、投げ続けても重さはそこまで気になりません。
魚をかけてからある程度曲げていなして獲るロッドという印象を持っています。
現在、C62M/Gは廃盤スペックですが個人的にはバリバリ現役ですよ。
ラインとPE6号+ワイヤーリーダー
水路のトップゲームにおいて、ラインの太さをシビアに考慮する必要はありません。
障害物にルアーをかけてしまった際の回収など考えて6号を入れています。
加えて、リーダーとして10cmのワイヤーを使用しています。
これはルアーへのPEライン絡み防止策。
5〜10cmまでが最適でしょう。
でんぐりガエルさえあればOK
ルアーは先述の通り、コーモラン「でんぐりガエル」を愛用中。
ローテーションはほぼしないので、これひとつで事足ります。
ナマズゲームに必要なポイントが詰まった逸品と言っても過言ではありません。
梅雨の水路はナマズ釣りのチャンス
5〜6月にかけて釣りやすいわけ、狙うべきポイント、使用タックルについて解説しました。
活性が上がり、荒食いする時期は釣りやすくて非常におすすめです。
では、この記事の内容をまとめてみます。
ポイント
・梅雨前、産卵を意識し水路に魚が集中
・産卵前の荒食いを狙う
・代掻きの強い濁りには注意
・浅く狭い水路も狙う価値あり
・雨はナマズの活性UPの要因
・河川直通水路で型を狙え
・太PE+ワイヤーリーダーを使用
・水路では短めのロッドが最適
ポイントは身近な水路。
皆さんの生活圏にもこんなポイントが存在するのでは?
狙いやすいこの時期、ぜひやってみて下さい。
バイト音と強烈な引きの虜になってしまうことでしょう。
ご閲覧ありがとうございました。