こんにちは。
今回はフリーリグでのチニングについて。
皆さんはどのようにチニングを楽しんでいますか!?
ボトムのチヌゲームといえばテキサスリグやジグヘッドリグなどがメジャーでしょう。
一方で、フリーリグという比較的ニューフェイスなリグも登場しています。
なのでこの度、簡単な道具を揃えてそのフリーリグに挑戦してみることに。
実際に試してみると釣果はもちろん、ボトムの釣りにおけるメリットも感じることができました。
https://twitter.com/kuroobi_hitsuji/status/1420365738456481794
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・使用する道具
・実釣結果
・感じたメリット
記事の「目次」
タックル&リグはこんな感じ
まずはじめにどのような道具を使って釣りをしたのかについて触れてみます。
ベイトフィネスタックルで挑戦
タックルについて。
私は手持ちのソルト用ベイトフィネスタックルを使っています。
詳細は以下参照。
シンカーは専用のタングステンモデル
フリーリグで使う主なツールは以下の4つ。
参考
・シンカー
・オフセットフック
・ストッパー
・ワーム
色々と調べた結果、シンカーはスイベル付きで比較的安価なフィッシュアロー「フリリグシンカー 3.5g」を選択。
スイベル付きということでヨレの解消が期待できますね。
また。フックとシンカーの間にはノット部分の保護を目的にセミハードのストッパーを入れています。
ワームとフックは小さめ
マチヌはキビレに比べて小さめのワームでいい釣果が得られる…。
友人の言葉を思い出し、ワームは1.7インチのジャクソン「ちぬころクロー」を使用しています。
そのワームに合わせるためフックはリューギ「インフィニ ホビット #4」を選んでみました。
かなり細軸な印象ですがナロー気味のゲイプがこのワームにちょうどいい感じがします。
また、フックを伸ばされてバラすといったことは今のところ経験がないので、現在このフックに落ち着いています。
実釣へ!フリーリグの仕掛けはいい感じ
先述の通り、釣果に恵まれたこのフリーリグでのチニング。
少し詳しくその状況を解説していきます。
ナイトゲームでボトムズル引きが有効
先ほどのリグをセットして近所の河川へ足を運びました。
当日は天気もよく、運よくほぼ無風状態。
上げ→下げが始まってしばらく経った頃に釣りを開始。
もちろんボトムをズル引くだけ。
簡単な釣りですが、ちょっとしたブレイクなど中心に狙っていくことに。
フラットフィッシュ登場!?
釣り開始からしばらく経過したころ。
キャストからボトム着底してすぐに「ゴンっ」と明確なアタリがありました。
即アワセは避け、ロッドで魚の存在を聞くようにゆっくり引いてみると…。
ジワジワと重みが乗ったタイミングでアワセ。
フッキングに成功したようですが重い。
とりあえず引きよりも重みが勝った感覚でしたがゆっくり寄せてみます。
途中から首を振るような引きを見せましたが、すんなりとランディングに成功。
正体はマゴチ。
しかも55cmと良型。
マゴチは夏季が旬の魚ですが、持ち帰るためのツールを持ち合わせてなかったためリリース。
いいところにガッツリかかっています。
その後もマゴチがヒット。
河口でもメジャーな魚のひとつということで、時折姿を見せてくれますね。
本命マチヌ!小型でも数釣り可能
ボトムを引いていると「ガツガツ」としたアタリが数回続きます。
しかし、フッキングに至らない…。
ワームを見返すとフグではない。
そんなことが幾度かあってやっとヒット。
正体は小さなマチヌ。
20cmないくらいの小型です。
それでも本命、されど本命。
しばらくは上のようなサイズがパタパタと釣れ続きました。
活性は良さげな様子です。
サイズアップで満喫できたフリーリグ×チニング
その後、アタリは遠のき閑古鳥が鳴く始末。
別の日に再び釣りに行くことに。
その日もほぼ同条件でスタート。
開始してまもなく、回収寸前でいきなり「ゴンっ」という感触からガツガツ穂先を持っていかれるアタリが。
ここでアワセを入れて無事フッキング。
引きの感覚から小型のそれとは一味違っていることは容易に理解できました。
しばらく良型に出会えていない私は慎重にやりとり。
そしてランディング。
40cmないくらいのそこそこのマチヌ。
首を振ってくれていたので楽しいファイトでした。
棒状のシンカーなので、手前までボトムをしっかり感じつつ引けるのも魅力のひとつでしょう。
フリーリグで問題なくチニングを楽しめることがお伝えできたかと思います。
フリーリグで感じたメリットについて
今回は釣行を経て感じたフリーリグのメリットは何か。
その点についてお話しします。
根掛かりの軽減
普段行く釣り場は小型のゴロタが混じる砂地の河川が中心です。
そのようなエリアであればシンカーが岩の隙間にスタックして根掛かってしまいがちですね。
しかし、このフリーリグでは細長いシンカーを使っているため、すり抜け効果が高いのかなと感じました。
結果、根掛かりでラインブレイクはほとんどありませんでした。
シンカーの形状やリグを変えることで根掛かりを減らすことができるという点で勉強になった次第であります。
リグ自体が遊動式であること
このリグはシンカーとワームが固定されておらず、いわゆる遊動式の仕掛けになっています。
遊動式ゆえ、魚側からワームを引っ張ってもシンカーの重みが妨げにならず、違和感を与えにくいのかなという印象も持ちました。
早アワセせず、グッと重みが乗るタイミングでアワセておけばいいところに針掛かりしてくれると感じます。
フリーリグでボトムのチニングは楽しめます
今回は実釣を交えて色々と感じることがありました。
ではここでこの記事の内容をまとめてみましょう。
ポイント
・フリーリグで根掛かり減少
・遊動式でノーシンカー状態を作れる
・シンカーはタングステン製
・ノット保護のストッパーがあれば◯
簡単にいえばフリーリグはボトムでのチニングに有効であると思います。
根掛かりが減るという点に関しては、ストレスなく釣りをするために必要な事項です。
違和感なくしっかりワームを食わせられる遊動仕掛けであることももちろんポイントのひとつでしょう。
今までテキサスやジグヘッド中心の釣りでしたが、引き出しがまたひとつ増えた感じがします。
気になる方は是非お試し下さい。
もちろんこれはロックフィッシュにも使えるリグです。
ご閲覧ありがとうございました。