こんにちは。
今回はナマズトップゲームの条件について。
天候や時間帯は釣りにおいて非常に重要な事項であるということは多く知られているのではないでしょうか。
また、短い時間で魚を釣るために狙うべき場所はどのようなところかということが気になる方も多いのでは?
この記事では短時間で結果を出しやすい天候や時間帯などの条件を中心に実釣の様子を交えてお伝えしたいと思います。
記事の「目次」
ナマズトップゲームにとっての好条件とは
実釣通して感じたナマズの活性がかなり高かった条件は以下の通り。
ポイント
・曇り気味でローライトな状況
・夕マズメや日没後
・小雨
・ささ濁りの状態
この4つが重なった際に多くのバイトが見られました。
実釣編と各条件の考察
この条件下で立ち寄ったポイントは地元の河川上流部。
ナマズゲームを始めた頃から最も安定した実績があるところです。
上記4つの項目をそれぞれ解説していきましょう。
曇りのち小雨のローライトな状況
この日の天候は小雨。
前日から降水量の小さい雨がパラパラと継続して降り続いているような感じでした。
雲も厚くかかっていることからローライトな状況となっていました。
まだ明るい時間帯から魚がトップに出てくることに期待できそうな様子が伝わってきます。
実際にコイが背中を出してシャローエリアを何匹も上流側へ登っていく姿が見受けられ、いつもより川に生命感が溢れていました。
雨の影響でささ濁りの河川
先述の通り、降雨のため少々ではありますが濁りが入っているようでした。
ささ濁り程度でしたのでこれはむしろ有利な状況。
しかし、ここで気になるのは増水。
あまりにも水量が増加するとトップゲームには不利になってしまいがち。
また、小規模河川であれば川の大きな増水により地形が変わってしまうことで魚が別の場所に行ってしまうことも考えられます。
ただ今回は心配していた増水具合についてあまり問題ない程度です。
これに関しても流れの緩急がいつもより目に見てわかるようになっていたので、むしろポイントの選定の助けになりました。
このような変化を感じることもひとつ大事な要素です。
釣り場では狙うべきポイントをまず攻める
短時間で魚を見つけ出すためには狙うべきところを絞り込むということが重要です。
その狙うべきポイントとは以下の通り。
ここを狙う
・堰下
・岸際
・小規模な流れ込み
この3点をまずは探っていきます。
使用ルアーはいつも通り、ナマズトップゲームで愛用している「でんぐりガエル」というトップ系のもの。
こんな感じ。
この日は30分勝負ということを事前に決めていたので、早速釣りを始めます。
早速バイト!捕食音が特徴的
ナマズはそこにいれば高確率で果敢にトップめがけてバイトしてきます。
数投して足元の岸際を引いてくるとすぐに「ボンッ」と連続でバイト。
まだある程度明るかったので、もちろんバイトの瞬間も目視できました。
しかし、残念ながらこれはヒットならず。
捕食が下手な魚ゆえ、なかなかフッキングまで持ち込めないこともしばしば。
同じところをもう再度引いてみるも反応がなかったのですが、とりあえずナマズの姿の確認はできました。
オープンエリアにもチャンスあり!チェイスにも大興奮
次にオープンウォーターへキャストすることに。
こちらも少し探る程度でしたが引いている途中、後方に「モワッ」とルアーを追ってうねる魚の影が水面に。
このチェイスこそがバイト予告。
デイはもちろんナイトゲームでも場合によっては見えるのでなかなかアツくなる瞬間です。
そして、予告通りすぐに激しくバイトして今回はフッキングまで至りました。
基本的にはバーブレスフックを使うのでテンションが抜けないように気を使います。
その後はゆっくり魚を岸に寄せてきてそのまま抜き上げでランディング。
上げてみるとサイズはそこそこ。
予告から強烈な引きまでを十分楽しむことができました。
こちらフックもしっかり掛かっています。
また、外す際にはナマズの細かい歯には注意したいですね。
この時点で開始20分くらいですので、残り10分キャストを繰り返します。
流れ込みのあるシャローエリアを狙う
最後に河川の小さな中洲周辺の岸際のシャローを探っていくことに。
小さな流れ込みも当たる場所なので、出てくれたら面白いな…と思っていると予想通り「バンッ」とバイトが。
しかし、ルアーが思いっきり吹っ飛ばされ中洲に放り出される形となり、これはヒットならず。
先述通り、ナマズは捕食が下手なのでこのあたりはやはり結構苦労しますね。
その後、終了間際にもう1バイトありましたがこれも掛けることはできずにこの日は納竿。
結果、30分で4バイト1キャッチとなりました。
まとめ!4つの条件が重なる場合は魚の活性に期待大
4つの条件と実釣を交えてここまで解説をしました。
ここで内容を一度まとめてみましょう。
まとめ
・小雨、ローライト、マヅメ時、ささ濁りが好条件
・狙うべき岸際や堰下から探ろう
・短時間でも魚が居れば結果は出やすい
ナマズは夜行性の魚なので光量が少ないということが大きな要因でしょうか。
そこに活性の上がるとされるマズメの時間帯を絡ませています。
魚の活性はひとつの要素だけでなく、複合的要因が産んだ結果なのでしょうか。
そして、梅雨前にスポーニングを迎えるにあたっての荒食いがあるといわれているので、季節的には5〜6月の初夏を狙えばいいと感じます。
このような状況が訪れた際には是非ナマズをトップゲームにて釣りに行ってみましょう。
ご閲覧ありがとうございました。