こんにちは。
今回はアジングなどのライトゲームにて使用している第一精工「ガーグリップMCカスタム」について。
ライトゲームの小物で必要に感じるものNo.1といっても過言ではないようなこのアイテム。
しかし個人的には少々グリップの開く角度が広すぎるのではないかと思い、そこの調節したいと考えていました。
おそらく、そのようなお考えをお持ちの方も多くあるかもしれません。
ですので今回は家にあるようなもので可能な簡単なチューニングを施し、角度の制御を図ってみました。
その様子を簡潔に書いていこうと思います。
開きすぎるグリップの角度
こちらホルスターに収まっている状態ですが、問題はホルスターから抜いた時のグリップの開きです。
このように普通に持つには幅がありすぎます。
実際に現場で使用する際にかなり気になっていた部分であります。
パッと出してパッと魚をホールドしたいですよね。
これをDIYで幅を狭めて持ちやすくするということが今回のミッションです。
分解はマイナスドライバーにて
そして、グリップの中の構造がどのようになっているかを確かめるためにも一度バラしてみようと思います。
工具としてマイナスドライバー2本準備します。
次に真ん中の銀色の円形部分について、両側の溝にそれぞれドライバーを差し込み回していきます。
片面は固定して片面回すといった感覚で行うと…
こんな感じに分解できました。
思ったよりも単純なパーツで単純な構造でしたね。
ホルスターから抜くとバネの力で、銀色の突起が押し出されグリップが開く状態になるという仕組みです。
詰め物はアルミを使う
必要なものはたった1点のみ。どこの家庭にもあるようなものを利用します。
なんでもいいのでとにかく「アルミホイル」を持ってきます。
どのように利用するかというと…
簡単にいうと、バネが入る溝に詰め物を施してグリップの開く角度を制御しようということです。
このような感じになりますが、実際の詰め物は溝の左端にセットします。ひとつ上の写真が正解ですね。
一度組み立てて角度が変わらないことに疑問を持ったのですが、左側に詰めものがないと意味がないですね。
写真を改めるのを忘れたため、これを一応載せておきます。
肝心のアルミホイルは適量ちぎって丸めて固める作業が必要です。
最近、色々なユーチューバーがアルミホイルを丸めて叩いて固めている動画がこの作業のヒントになりました。
とにかくアルミを硬くすることが必要で、中途半端であると変形したりボロボロになるので注意しなければなりません。
そしてもう1点、バネを詰め物の大きさ分ちょっとカットするということも忘れずに。
これがないとうまく元通りに組み直す難易度が上がる気がします。
ニッパーで簡単に切れるのでここはあまり問題なくできるかと思います。
バネの取り扱いは慎重に
バネとグリップの銀色の突起をうまいこと溝にはめ込み、元通りに組み合わせなければならないのですがこれが難しい作業です。
小さな部品ですが、結構スプリング力があるので飛ばさないように注意して作業を行います。無くしてしまったら大変です。
慎重に元の姿に戻していきます。
カスタムビフォーアフター
時間は少しばかりかかりましたが、なんとか元通りに組むことができたので、角度についてのビフォーアフターを紹介します。
ビフォーがこちら
これが通常の開きの角度です。やはり幅広ですね。
そしてアフター
真ん中のネジは閉めていない状態ですが、詰め物をしている分このように角度が少々狭まりました。
詰め物はアルミでなくとも溝に収まるとにかく固いものならなんでもいいかと思います。
完成形がこちら。
これでしっかり手に収まる角度になったかと思います。現場での使用がちょっとだけ楽になればなと行ったDIYでした。
また、ネジは締めすぎると開閉自体できなくなるので注意してください。そして、ネジ部分の動きがスムーズになるよう注油も少し行いました。
アジングに活躍!※追記あり
今回はライトゲームで愛用しているこの「ガーグリップ」の改造でした。
意外と簡単な作りですので所要時間もそんなにかかりません。
手の大きさは人それぞれですが、個人的には満足いくDIYができたと感じています。
地元のアジングなどのライトゲームのハイシーズンはまだまだ先ですが、いずれ活躍してくれることでしょう。
※追記事項
使用するに連れて開閉角度が元の角度に戻ってしまいました。
おそらく中のアルミが変形していることが原因だと思われます。
改良など今後検討していきます。
ご閲覧ありがとうございました。