こんにちは。
今回はソフリットの作り方について。
玉ねぎ、セロリ、人参を組み合わせて作るこのソフリットはパスタソースをはじめとした洋食に対して使用する調味料的存在として広く知られています。
今回、玉ねぎを大量にいただいたこともありこの機会に作ってみようと考えました。
そして、実際に初めて作ってみて色々と感じることがいくつかありました。
この記事ではソフリットの基本的な作り方とその注意点、さらに保存方法について簡単に書いていきます。
記事の「目次」
野菜を準備!必要な材料は4つだけ
まずは材料の紹介。
メモ
・玉ねぎ1.5玉
・ニンジン1/2本
・セロリ1本
・オリーブオイル100cc
野菜は大体1:1:1のレシピを多く見かけました。
しかし、今回はこんな感じ。
この辺りはお好みに合わせて調整するといいでしょう。
下準備を始めよう
先程の野菜たちの下準備をやっていきます。
野菜3種をみじん切り
はじめに野菜をみじん切りにしていきましょう。
まずは玉ねぎ。
次にニンジン。
最後にセロリ。
この工程ではフードプロセッサーなどがあれば非常に便利ですね。
また、これらにはこの時点で塩をふりかけ浸透圧で余計な水分を出しておきます。
玉ねぎ1玉をすりおろしてみる
せっかく玉ねぎを多くいただいたので1玉はすりおろしに。
すりおろした玉ねぎはしっかりと水分を絞り取りましょう。
先述のように基本はみじん切りなのでこの工程は省いていただいて構いません。
ここもお好みの問題ですね。
本調理方法を解説
ここからは先程の具材を焦がさないように炒めていきます。
たっぷりのオリーブオイルを使う
先程の野菜たちを小鍋に移し、オリーブオイル100ccを投入。
そして加熱します。
はじめのうちは火力は強火。
一気に野菜の水分を飛ばすようなイメージです。
特に今回は水分が多い新玉ねぎを使用していますので、加熱後しばらくは絶え間なく水分が出続けますよ。
様子を見ながら火力調節がポイント
このソフリットは完全に炒めるイメージではなく、野菜の適度なしっとり感を残しつつ、オリーブオイルに野菜の香りを移す感覚でやっていきます。
ゆえにカリカリになるまで完全に水分を飛ばすわけではありません。
ある程度の水分が飛んだら火力を落としてあげましょう。
焦げ付かないように注意する
先述のように焦げ付かないようにだけ要注意。
焦げてしまうと苦味でせっかくのソフリットが台無しになってしまいます…。
累計30分〜40分程度加熱すれば野菜がある程度茶色くなるのでこの時点で火を止めます。
色が変わってから放置するとすぐ底面が焦げ付くので気を抜かないようにしましょう。
小分けして冷凍保存が使いやすい
先程のソフリットを小皿に移し、粗熱を取って完成とします。
この状態であれば冷蔵で1週間ほど持ちます。
せっかく作ったのだからより長持ちさせたい…。
そこで最適な保存方法は小分けして冷凍すること。
ジップロックや小さい容器に1回分の使用量を分けておき冷蔵庫へ投入。
冷凍することで好きなときに好きな量を使うことができるでしょう。
煮込み系料理に活用!ソフリットの使い方
冒頭でこのソフリットは洋食の調味料的存在と紹介しました。
では具体的にどう使うのか?
その答えはミートソースやカレーなどに混ぜ込んで使うというもの。
洋風の煮込み系料理への使用が最も広く知られているのではないでしょうか。
味により深みを持たせて普段の洋食を更に美味しくしてくれます。
簡単に言えば洋風出汁のようなものですね。
ソフリット調理時のポイントまとめ
材料紹介〜調理編までを紹介させていただきました。
ここでこの記事のポイントをまとめてみましょう。
ポイント
・玉ねぎ、セロリ、人参が基本材料
・水分は適度に残し焦がさないように
・冷凍して小分けするのがベスト
・洋風煮込み系料理に混ぜ込もう
玉ねぎを大量にもらった時や余った時には大活躍間違いなしです。
特に新玉ねぎであれば水分が多いのですぐ傷んでしまうもの。
消費の手段のひとつには非常にオススメです。
普段の洋食の味をレベルアップさせるこのソフリット。
少しばかり調理に時間がかかってしまうのが玉に瑕ですが、是非一度お試しください。
ご閲覧ありがとうございました。