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【体験談】たった1ヶ月で2級船舶免許試験に合格!当日の流れや勉強方法を徹底解説します

更新日:

こんにちは。

今回は2級船舶免許試験合格までの流れについて。

この資格を取得しようと思い立ったのはオフショアの釣りを強化したいと考えたためです。

資格取得申請〜合格発表までは約1ヶ月

その間の過程の内容をここで項目に分けて細かくお話しします。

この記事では以下について解説していきます。

ポイント

予約と受験料納付
・勉強の方法
・当日の流れと様子
・合格発表について

受験後の感想
印象深い出題内容



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実際の日程を紹介

私は先述の通り、この資格に対して1ヶ月で合格まで漕ぎ着けました。

その詳細を簡単に紹介します。

1.受験コースの決定と受験日の予約(8/3)
2.受験日(8/20)
3.合格発表(8/27)

免許は合格発表後の2週間後くらいを目安に送られてくるとのこと

受験する日程についてはタイミングによるので、必ずしもこのように受験できるとは限りません。

特に長期休暇などが被る際には要注意。

受験日程予約と受験料について

まず免許取得のための最初の段階である日程の予約と受験料支払いの流れを解説します。

受験日程は最短のものを選択

私は最も近所で受験ができる会場を下調べして電話で予約を入れました。

方法としてはHPで申し込み、電話での申し込み、FAXでの申請などがあるようです。

そしてその際、最短の日程を教えてもらい即予約。

8月初旬に予約を入れて数週間後の平日に枠を押さえることができました。

ここでの注意事項は予約確定後の日程変更の場合、多少のお金が再度かかるということ。

予約の際には確実にフリーにできる日を選択しましょう。

料金は!?受験料は即納付がオススメな理由

受験料について私はカード払いで即納しました。

早めがオススメな理由は支払い確認後に勉強テキスト一式が送られるからです。

この勉強セットは受験料納付後、手元に届くので、早く勉強に手をつけたい方は即納付する必要があります。

また、肝心の値段は8万円代でした。

これは受験する機関で異なるようで、知り合いは7万円ほどで受験できたという人もいます。

必要書類は事前に揃えよう

受験日予約後、センターにこちらから送るべき書類があります。

免許発行に関する委任状、住民票、申込書、証明写真などが該当しますが、HP内の案内を事前に確認していたということもあり住民票と証明写真は事前に手配をしていました。

本籍入りの住民票であることが必須です。

また、写真は指定サイズがあるので要注意。

委任状と申込書はHPよりダウンロードして印刷をすれば簡単に入手可能です。

必要事項を記載して各種漏れがないように整えておきましょう。

テキスト到着後の筆記試験対策

私の受験するコースは自宅学習で筆記試験対策を行い、会場に1回行けば試験まで完結するといった「1日コース」というもの。

ゆえに自習で筆記試験をパスしなければなりません。

ここでは勉強についての内容を説明していきます。

動画で学習するスタイル

先ほど、筆記試験対策は自宅学習と表現しましたが、HP上の動画とテキストで勉強を進めていく形式です。

eラーニングということでテキストに合わせて作られた各項目合計4〜5時間ほどの動画を全て視聴。

大事な部分や出題が多い部分は強調してくれますので、しっかりテキストに書き込んで覚えました。

結果、1日1項目を消化し約1週間ちょっとを費やして視聴、同封の過去問題集を2回リピートで本番に臨むことに。

これくらいやれば、多少なりとも知識が固まってきた感じがしました。

ロープワークも必須

筆記試験はもちろん大切ですが、ロープワーク(結び方)も重要です。

テキスト一式の中に50cmほどの簡易ロープが同封されていますので、ロープワークの勉強もしなければなりません。

覚えるべき結び方は以下の通り。

ロープワーク

・もやい結び
・いかり結び
本結び
・一重結び(二重結び)
・クリート結び
巻き結び

テキストと動画を合わせて覚えました。

ここで個人的に苦労したのがクリート結び。

理由は単にクリート状のものが家になかったからというもの。

これについては手すりを利用して結び方を学びました。

また、YouTubeにも参考になる動画が多くあるので、それも合わせた全種類の結び方を習得するのもいいと思います。

当日までに全てマスターしておきましょう。

試験当日の流れについて(午前編)

当日は実技講習(午前)と試験(午後)という構成。

まずは午前の流れを解説します。

午前中は簡単な説明&実技講習

当日は午前8時半から説明が始まりました。

簡単なタイムスケジュールと注意点の説明を受けて、即実技講習へ。

この日の受験者は6人。

2人1組で講師1名、計3組といった形式で講習開始。

実際にやったことは以下の通り。

メモ

・乗船時の点検事項
・トラブルシューティング
・ハンドコンパスの扱い方

・発進〜滑走、後進
・変針
・蛇行運転
・要救助者の救助
・着岸、係留
・離岸、解らん
・ロープワーク

上記内容を午前中の3時間半ほどでできるようにならなければなりません。

しかし、全てが一連の流れで進行するので真剣に取り組めばどなたでも覚えることができるのではと感じました。

講習中、最も大事であると思ったことが発進前や走行中の安全確認

プロペラ周りの確認が必要な場面、走行中の前後左右の確認など。

試験では配点も高いのでお忘れなく。

また、エンジンの回転数についても気をつけなければなりません。

どの場面で何回転ということはこの講習で説明がありましたので暑い中、必死に記憶しました。

試験当日の流れについて(午後編)

続いて午後編。

筆記および実技試験がありました。

こちらについて解説します。

まずは身体検査から

筆記試験前に試験官からの概要説明と身体検査があります。

この時点で13時過ぎ。

身体検査といっても非常に簡単なもの。

視力(矯正OK)や色の識別について問題がないかを調べてもらいます。

稀に視力に問題があり受験できないといった方があるようですが、私の組の方は全員合格。

これをパスしなければこの後の試験を受ける資格を与えられません

筆記試験は過去問をやり込めば大丈夫

次に筆記試験。

試験時間は1時間ほど。

過去問と同様の問題も多く出題されていたこともあり、テキストの中にあった過去問で対策をしっかりしていれば問題ない印象を受けました。

4者択一のマークシート方式で50問を回答しますので、シャープペンシルと消しゴムは必須です。

しかし、万が一忘れてしまっても購買で購入できたのでご安心を。

試験が終了した方は開始30分後以降に退出可能で、全員終了次第、正解が貼り出されるので自己採点がその場で可能となっていました。

なので、回答した番号は問題用紙に控えておくとよいでしょう。

2組に分かれての実技試験

筆記試験終了後、6人の受験者が2組に分かれ実技試験へと移行します。

しかし、試験官は1名なので私が属した後半組は約1時間の待機時間がありました。

前半組は筆記後すぐにボートに乗り込んでいたので復習時間がほぼありません。

私は待機の1時間の間に他の受験者と講習内容の確認と雑談をしていました。

そして、時間を迎えて前半組と入れ替わりで試験が始まるといった具合。

3人でローテーションしながら実技試験

各人、出航前点検およびトラブルシューティングとロープワーク試験から開始。

次いで試験官が沖までボートを出してくれます。

その後、リモコンレバーの具合を各々確かめられる時間が設けられますので、これが終わり次第、海上での試験がスタート。

ここからは講習内容で行った内容が全て課されますので、緊張感を保ったまま項目が流れていきます。

3人1組で項目を各々こなしていき、約1時間で試験終了。

私は着岸の際に桟橋に船首が当たってしまったことが悔やまれるところ。

風向きをしっかり考慮すればうまくできたとアドバイスを頂戴しました。

そして、全ての項目が終われば試験終了。

その後各自解散という流れに。

合格発表は「日本海洋レジャー協会」のHPで

この試験の合格発表は約1週間後

試験を受けたセンターではなく「日本海洋レジャー協会」のHP内で閲覧可能となります。

発表当日の午前10時。

筆記と実技の結果は分かれているので両方確認すると…

両者とも合格

あとは免許の到着を待つだけとなりました。

また、確認の際には受験番号と試験開催地と実施日時をお間違いないように。

2級船舶免許試験は真面目にやればパスできる

この日の受験後の感想について。

最も言えることは真面目に試験対策と講習を受けさえすれば、ほとんどの方は合格できるのではないかと思います。

合格率は高いと聞いていましたがもちろん油断は禁物。

勉強しないと全く分からない問題(行き会いや追い越し航法と優先順位、形象物、浮標など)も多数ありますので自宅学習でしっかり対策すべきでしょう。

そして、実技でいえば安全確認を確実に行うこと。

そもそも半日しか講習で操船していないので、上手い下手の技術はもちろん問われません。

基本的な操船と安全確認ができるかどうかが重要なので、現時点できることをしっかり取り組めばOKという印象です。

多少ミスをしても切り替えていきましょう。

印象深い試験出題内容

私が感じた「これはおさえておきたい」という内容について以下に記します。

筆記試験について

まずは筆記試験で出題されたものについてまとめてみます。

ポイント

・避航船と保持船について
・船舶の登録の種類
・船舶が表示する形象物
・法定灯火について
・海上交通安全法の適用海域と航路名
・浮標の種類
・海図図式
・水深、干出岩の高さの基準

・ガソリンエンジンの経路
・潮汐の周期

基本的には学習しないと知らなかったことが個人的に印象深く、その中で出題率が高いとされているものをピックアップしました。

避航船と保持船の関係は実技試験にも関わるところなので確実に覚えるべきでしょう。

法定灯火や形象物については初めて触れる項目でしたが、eラーニングの動画で講師がユニークな覚え方を教えてくれましたので難なくクリアできました。

例)
右舷灯の色は緑(右の「み」は緑の「み」)

そういった意味でも動画での学習は必要ですね。

実技試験について

続いて実技試験での出題されたものについて。

ポイント

・プロペラ周りの確認
・ロープワーク
・着岸
・要救助者救助

講師に口酸っぱく言われていた安全確認。

その中で最も強調していた発進、交代、離岸前のプロペラ周りの確認

プロペラの周辺に障害物や釣り糸があれば巻き込んでしまう、最悪の場合、落水者を巻き込んでしまう可能性があるのでここは最重要です。

ロープワークは先述の種類の中から1つだけ出題されますが、クリート結びは全員共通して係留時に使います。

ゆえに全てできるようにしておかなければならないと感じました。

ちなみに私は「いかり結び」が出題されました。

そして、要救助者の救助。

右舷or左舷にフックをセット→2000回転で救助者方向へ→回転数を落としさらに接近→必ず中立で救助

救助者への衝突やフッキングミスの可能性があるので、最も気を遣った項目といっても過言ではありません。

また、中立にすることを忘れてしまった場合はやり直し対象になるので確実に救助時にはリモコンレバーを中立にするということも重要ポイント。

2級船舶免許試験まとめ

簡単ではありましたが、上記が私の2級船舶試験受験の体験記です。

申し込み〜合格までに掛かった期間は1ヶ月

重ねて申し上げますが、真面目に過去問やeラーニングに取り組み、講習もしっかり受ければほとんどの場合は合格はできるでしょう。

運転免許と同様、免許を取得してからがスタートであると感じるので、レンタルボートなどを今後積極的に利用しようと思います。

また、この免許を取得しようと考えた動機は、紛れもなくオフショアの釣りの存在。

折角取った資格を存分に活かしてこれからのフィッシングライフをより充実させていく所存であります。

もし、船舶免許に興味がある方はこの記事内容を参考にしていただければ幸いです。

ご閲覧ありがとうございました。

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