こんにちは。
今回は先日の釣行で経験した初めてのタイラバについて。
私自身、タイラバメインの出船は今回が初めてです。
釣り方や道具もなんとなく知っているという程度。
タイラバをしてみたいけど敷居が高そう…と感じる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、結果から言うと初心者の私でもなんとか魚を釣ることができました。
この記事では実際に使用したタックルや釣果、そして基本的なタイラバのアイテム選定や詳細事項についてレポートしてみたいと思います。
記事の「目次」
タックルは代替品・流用もOK
同行者の助言もありロッドとリールは次のものを使用。
専用タックルを持っていない場合は代用もある程度可能ですよ。
ロッド・リールはイカメタル用
例年、夏頃にイカメタルをよくするので、そのタックルを持参。
メモ
・クレイジーオーシャン オーシャンウィップ 66B
・シマノ バルケッタ CI4 200HG
・PE 0.6号+ナイロンリーダー3号
やはりタイラバ専用タックルが最もよいかと思いますが、流用タックルでも釣りをすることは可能でした。
このセットで60〜90gまでのウェイトを扱いました。
遊動式タイラバの仕掛けの特徴と性質
タイラバ本体について、大きな分類は2つ。
種類
・固定式
・遊動式
ヘッドとラバーが一体型の「固定式」とそれらが独立している「遊動式」の2種類に分かれます。
私は現在の主流となっている「遊動式」のものを選択。
遊動式を使う2つのメリット
遊動式を使うのメリットは以下の主に2つあると聞きました。
メリット
・バイトの際の違和感を軽減
・バラシを減らすことができる
魚がラバー部分を咥えて引っ張ってもオモリが動くことによる違和感を軽減、さらにバラシも減らせるとのこと。
次にオモリとなるヘッド部分と針が仕込まれているラバー部分のそれぞれについて以下に書いていきます。
タイラバ本体の各部詳細
遊動式タイラバはヘッド・ラバー(ネクタイやスカート)・フックの3つの要素から成ります。
その中のヘッドとラバー部分について実際に使用したものをここでご紹介。
タングステンヘッドのメリット・デメリット
オモリ部分のいわゆる「ヘッド」については釣具屋さんに立ち寄ると様々な形状や重さの種類が見受けられます。
今回の釣り場である鳴門周辺では60〜90gを使用。
潮の流れや速さなどの条件に応じて使い分けます。
初心者なので船頭さんや同行者に聞きつつ使うものを選択することに。
先発はフリースライド 75g タングステンのゴールド。
ヘッドの素材はタングステンと鉛モデルがありますがシルエットの小さいタングステンがなにかと活躍。
メリットやデメリットは以下の通り。
メリット
・表面積が小さく潮の影響を受けにくい
・硬い素材なので感度が良い
デメリット
・鉛に比べてかなり高額
カラーについては気になったカラーをローテーション。
主にオレンジ・ゴールド・レッド・チャート系を使用。
その日のカラーパターンがあるとすれば、カラーローテーションで探っていくしかないですね。
ネクタイ・スカートの種類
ヘッド同様、種類は様々ですがカラーは主にオレンジ・レッド・ブラック・グリーンをローテーション。
形状はストレート系・カーリー系の2種類を使用。
ただ、個人的にもう少し選択肢は多い方がいいと感じました。
遊動式タイラバの特徴のひとつとして、ヘッド・スカート・フックを自由に組み合わせることができるという点があります。
それゆえに引き出しは多い方が選んでセットするという観点で楽しさが増すのではないでしょうか。
釣り方のポイントとは
タイラバにおいて釣り方のポイントが主に2つあります。
以下で簡単に解説していきましょう。
簡単!一定速度でのリーリングがキモ
イメージの中でのタイラバはボトムに落として一定速度で巻いてまた落として巻いて…を繰り返すものでした。
実際の釣りでもその通りです。
しかし、ただ単にフォールと巻き上げを繰り返すだけではなく、その中でも巻き速度や巻き上げるレンジなどを変えて、その日のパターンを探っていくことが大事だと実釣を通して感じました。
もちろんタイラバの各パーツのカラーや重さなどのローテーションもやっていき考えながら釣りを進めます。
アタっても「巻き続ける」
このタイラバという釣りにおいてよく耳にするのが「アタリがあっても止めずに巻き続ける」ということです。
普段はすぐアワセを入れてしまう性分ですが、そんな私にもアタリが…
ボトムから何回転か巻き上げていくと…
「ゴゴッ」というアタリがあり、我慢して巻き続けると次第に重みが増し、大きくティップが入ったところでアワセ。
無事にフッキングはしたようですが、そんなに引きも首振りもありません。
そして上がってきた魚。
割とすんなり上がってきたので何かと思えば30cmちょっとのコチ。
後ほど検索すると「イネゴチ」という種類のコチでした。
体の黒い小さな斑点がとても印象的。
チャリコも立派なマダイのうち
少し間が空いて次のポイントへ。
その流しの1投目でボトム着底後、すぐにアタってきました。
これもしっかりと我慢して巻き続け、ここという時にアワセを入れます。
掛かっているはずですが時折、首を振っているだけでなんだか小さいなと感じるような魚。
現れたのは20cm半ばほどのチャリコ。
ですがこれは確実にマダイ。
しかし、この後はアタリもなくラストひと流しも終えたところで昼過ぎに納竿。
今回メインで使用して魚を釣ったタイラバは以下のもの。
誰でもできる!オフショア入門にはオススメの釣り「タイラバ」
先述の通り、タイラバメインでの出船は初でしたがなんとか流用タックルでなんとか鯛を釣ることができました。
ではここで記事内容をまとめてみます。
ポイント
・流用タックルでも楽しめる
・巻いて落とすだけなので誰でもできる
・組み合わせが様々な遊動式を選択
・アタリがあっても巻き続ける
・外道もしばしば釣れる
巻いて落としてが基本なので、どなたでも意外と簡単にマダイが獲れるチャンスのある釣りなんだとな感じる次第です。
難しいことはそんなにないのでオフショアをやってみたいという方にはかなりおすすめ。
遊漁船も各地から多く出ているので、一度味わってみてはいかがでしょうか。
また、タイラバに関しての便利道具をまとめた記事もあります。
ご閲覧ありがとうございました。