こんにちは。
今回は釣具の収納によく使われるメイホウ「バケットマウス」の簡単なカスタムについて。
オフショア〜ショアなどで現場に持ち込んで使用される方は多いのではないでしょうか。
そこで私自身、必要だなと感じて取り付けたパーツがいくつかあります。
まだまだ発展途上段階ですが、徐々に進化させていこうと考えている次第。
内側の面はほぼプレーン状態なので、今すぐにでもできそうな外側につけるアクセサリ類が今回のメインです。
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・バケットマウスについて
・各カスタムパーツ取付を紹介
・カスタム後の収納例
記事の「目次」
ショア・オフショア用にメイホウ「BM−5000」を使用
はじめにメインで使用しているバケットマウスについて。
「BM−5000」というモデル。
容量は20リットルでショア・オフショア共通で使っています。
はじめはオフショアなどについては少し手狭かな…と思っていました。
しかし、実際に使ってみるとジグや小物をはじめちょうどよくアイテムを収納することに成功。
オフショア専門という方はがっつりとしたBM-7000〜9000など容量の大きいものを選んでもいいかなと感じましたが個人的にはこれで満大満足。
サイズに迷われた際にはこのモデルがオススメです。
さて早速ですが、取り付けているパーツを各部分ごとに見ていきましょう。
カラビナもカスタムパーツのうち
まずは左側面からいきます。
バケットマウスの特徴として、両サイドには純正カスタムパーツを取り付けるための段差や穴が色々あります。
この部分を利用して1発カラビナをセンターに装着。
そこに数点、必要だと思うアイテムをぶら下げておきます。
基本的にぶら下げられるものならなんでも取り付けられそうですが、私は主に3つ。
1つ目は「ラインカッター」
やはり糸を結ぶ時には必須アイテムなので1番にピンオンリールに通しました。
これがあるのとないのでは大違いだと思います。
また、ピンオンリール付きなので使用後も定位置に戻り転がり落ちないのもメリットです。
2つ目に「ノッター」
リーダーの結束時などに必要な方はひとつに通しておくといいのではと感じます。
必要性がなければ付ける必要はありません。
たまにハーフヒッチなどの際に使うのでスタジオオーシャンマーク「オーシャンノッター OK55」を忍ばせています。
そして3つ目に「メジャー」
このケースに収納しています。
まさにメジャーのためのケースのようなサイズ感。
もちろんメジャー以外にも色々入れることができそうです。
ダイソーなどの100均商品も大活躍
次に逆サイドのパーツについて。
まずは以前からよく目にする100均でできる簡単カスタムを私も採用することに。
キッチン用品コーナーに置いてあるスポンジ入れ。
スタンドに立てかけたロッドから垂れ下がるジグなどのルアーをホールドする目的で付けている方が多いですね。
そうでない場合でも簡単な収納としても考えていいでしょう。
単純にロッドホルダーにくぐらせて付けるだけなので簡単ですね。
とにかくこの装備は付けておいて損はないかなと感じています。
ロングジグ収納は専用ロッドホルダーを利用
ショアでのルアー釣りでは移動の際に役立つ「ロッドホルダー」
バケットマウスのカスタムパーツといえばコレと思われる方は多いのではないでしょうか。
持ち運ぶ時にはロッドを持つ手がフリーになるので、やはりメリットは相当大きいものでしょう。
しかし、オフショアではこんな使い方も。
ロングジグケースに。
青物狙いの「タチパターン」などでは活躍してくれるアイテムです。
これらのジグには長さがあります。
やはり大きさゆえに収納に困ることも多いなと感じるので、これを使わない手はありません。
このロッドスタンドもスペックがいくつかありますので、目的や径に応じて組み合わせが可能です。
他にも使い方は色々ある
このスタンドは他にもこんなことにも利用しています。
ワカサギ釣りでバケットマウスを使用する際には自作の穂先ケースを収納します。
使い方次第ではまだまだアイデアが浮かんできそうな部分ですね。
小物向けのパーツケースも重要
意外と使えるカスタムパーツがこちら。
「パーツケース BM−100」というもの。
もちろん小物入れにも使えますが、個人的には小さなゴミ箱のように使っています。
ノットの切れ端や飴の袋など小さなゴミが対象です。
プラスチックなのでバケットマウスごと洗浄できる上、価格も安いのでぜひオススメしたい純正カスタムパーツです。
DIYでドリンクホルダーの取り付け
次はバケットマウス に穴開けて取り付けるというDIY要素を織り交ぜていきます。
100均で購入した「ドリンクホルダー」というもの。
こちらは本来は自転車のフレームに取り付ける商品のようです。
ネジ穴部分の位置がちょうどよかったので早速購入&設置。
まずは取り付けたい部分に穴を2カ所開けましょう。
そして、ボルト・ナットで固定すれば完成。
作業にそう時間もかかりません。
そして、500mlペットボトルを実際にセットしてみると…
このようになります。
工具さえあれば、非常に簡単ですのでオススメです。
マグネットリリーサーを便利な仕様に
ここであるものに注目してみました。
相方を失った「マグネットリリーサー」
元々はシーバス用ゲームベストの背面Dリングにタモを背負うために使っていました。
長年眠っていましたが、ようやくここで使う場面が巡ってくることに。
これをバケットマウス正面にカラビナを介してぶら下げておきます。
また、正面にはフタのロック横の狭い部分くらいしかカラビナを取り付けられるところがないのですが、ここは径の大きいカラビナはフタの開閉に影響します。
なので、薄めのリングを一発介してやるとフタの開閉の妨げになりません。
カラビナ自体も小さめのものを選ぶといいでしょう。
これをどう使うのかというとこんな感じ。
「アシストフック」など磁石でひっつくようなものをホールドすることができます。
以前、フックをスプリットリングから外して地面に置いた際になくしてしまったという経験があり、そこからこんなものがあればいいなという風に感じていました。
はじめはフックを刺して引っ掛ける硬めのスポンジを準備していましたが、あまり使い勝手がよくありませんでした。
ふとゲームベストの整理中に片方だけのリリーサーを見て、フックの交換をする場面では非常に便利なのではと思い、また使うことのないパーツをうまく再利用することもできました。
もちろん「スプリットリング」もこの通り。
マグネットリリーサー自体、磁力がかなり強めなので小物のホールド力には全く問題ありません。
そして、モノ自体は小さいのでぶら下げていても邪魔に感じることもないでしょう。
ただし精密機器などは磁力の影響を受ける可能性がありますので近くに置かないように気をつけておきたいところですね。
夜釣りに有効なLEDランタン(ライト)の取り付け
最後にナイトゲームの際にかなり役に立つ工夫を解説します。
暗い場所でバケットマウスの中のものを探してもなかなか苦労する…。
そんな時にはこちら。
充電式LEDランタンを使います。
これを以下のようにセット。
バケットマウスを開けた状態でフタの上部に取り付け。
取っ手部分がカラビナになっているので簡単に着脱できます。
続いて、暗いところで効果を見てみましょう。
中身を照らすには十分なくらいですね。
ライトのカラーは電球のような暖色系となっています。
また、手元の細かい作業もこちらでできるので一石二鳥。
このライトのスペックや詳細は以下の記事を参照。
整理整頓と収納例
外観は上記の通りです。
一応中はどれくらいのものが入るのかということを載せてみます。
ジグケース、アシストフック、リーダーなどはメイン部分に収納。
場面によりますが、ヘッドライトや薄手のレインウェアなど入れることもあります。
個人的に道具はそんなにめちゃくちゃ持って行きません。
小物を入れた中皿を付けても少し余裕があります。
単にルアーケースを突っ込んでいる状況なので、この辺りはもう少し使いやすくインナーストッカーなど利用して区分けなどを行っていきたいところですね。
ボックスの中の収納については今後の課題とします。
バケットマウスのカスタマイズまとめ
今回紹介した項目について、ここで1度おさらいてみます。
まとめ
・カラビナで小物を吊り下げる
・100均スポンジ入れをロッドホルダーに通す
・ロッドホルダーの用途は様々
・小物やゴミ入れにはパーツケースが便利
・DIYでドリンクホルダーを取り付ける
・マグネットリリーサーフックやリングをキープ
・LEDライトでナイトゲーム時にも便利
簡単なものから作業が必要なものまでありました。
しかし、あるのとないのとでは結構変わってきます。
この他にももちろん世の中には様々なチューニングがあるでしょう。
魅力的なアイデアについては、随時この記事に追加していきます。
改造やカスタムはアイデア次第
今回のカスタム及び改造は外装メインのお話でした。
アングラーのバケットマウスの利用がメジャーになり、同時に様々なカスタムパーツが登場しています。
また、今回私がしたようなことも単純に色々なものの取り付けということで、すでにされている方が多くいらっしゃるかもしれません。
より使い勝手のいいバケットマウスにするための工夫はアイデア次第でどんどん広がる可能性は大いにあります。
また、このバケットマウス の中皿に関する工夫については以下にまとめました。
簡単な工夫なのでよろしければご覧ください。
ご閲覧ありがとうございました。