こんにちは。
今回は先日やってみた堤防からの「ちょい投げ」について。
ターゲットは食べて美味しい「キス」です。
早ければ地元では5月末から釣れる印象がありましたので調査も兼ねて行ってきました。
しかし、時間帯はお昼時ということと前日の雨での濁りなど条件はあまりよろしくない中の釣行でした。
タックルは手持ちのもの。
ちょい投げというだけあってタックルはライトなものを使用します。
今回使用する仕掛けはこんな感じ。
天秤と仕掛け2セットが同梱されているキス用のちょい投げセットです。
初心者の方など、選んでいいものがわからない場合などはセット物で済ませてしまうのもありだと思います。
とりあえず家に眠っていたので持参しました。また、シーズン初期で魚も小さいので、この仕掛けで最もライトスペックかつ針の小さいものを選択。
仕掛け自体の全長も65cmと短いものかつ、軽い天秤なので以下のような道具で扱ってみました。
普段使用しているエギングタックルです。
このタックルなら天秤5号でも全く問題ありません。早速購入したイシゴカイをセットして釣りを始めていきます。
鳥の豆知識。
釣り開始後、しばらくすると「アオサギ」がやってきました。
意外と近くで見ると大きいです。携帯のカメラをズームしたので画質は微妙な感じです。
どうやら釣り人の釣った魚を目当てに寄ってきているようです。
また地元のおじさん曰く、この類の鳥は魚を判別するらしくフグなどの毒魚を投げつけても反応しないそうです。
鳥自身、よく分かっているのですね。この後おじさんの投げたベラを丸呑みにして帰っていきました。
釣れたのは…。
何投か目でようやくアタリが。
しかし、かなり小さいので巻き上げても掛かっているかどうか怪しいレベル。
多分キスなどではないだろうなと感じ、上がってきたのがこちら。
極小の「ハゼ」です。こんな小さくても針に掛かるようでこの後もポロポロと釣れました。
キスのシーズンにはまだ早かったのかなと感じつつ、また仕掛けを投入。
次はこれ。
続いてプルルルと細かい感じのアタリが。
タイミングを見て軽くアワセてみると先ほどよりも若干引くような引かないようななんとも言えない感覚でした。
上げてみるとこんな感じ。
「テンコチ」でした。こちらも小さいのでリリース。
この直前に仕掛けが切れたので、手持ちにあった競技用針仕掛けに変更しました。
その後は…
ダブルでテンコチ。
サイズも伸びずこの後も同じような小振りの魚がよく釣れるという状況。
結局、この日は本命のキスの姿を見ることができずに納竿としました。
立つ天秤とは。
最初のセットになっていた仕掛けに同梱されていた天秤について。
こちら「立つ天秤」と銘打っていましたがどんなものか再度確認。
床に置いてみると、オモリ部分にフラットな面があるためこのような立つ格好になります。
そして、アームが海底よりも高い場所に位置しているので仕掛け自体も浮き、根掛かり防止に一役買っているということなのでしょうか。
今回の釣り場は海藻が少々多かったので、根掛かりに対する効果はあまり感じませんでしたが、きっと役に立つ場面が来ることもあるでしょう。
また以下のようなこともできるようです。
オモリのフラット面には溝があり、そこにアームを引っ掛けることで画像のようにスッキリと収納することが可能です。
ケースはもちろん小さいスペースなどにも対応できるフレキシブルな設計は非常に面白いなと感じました。
また、号数表示もしっかりみることができるので細かいところにも配慮されている感じが伝わります。
最後に。
今回は時間帯もあるかと思いますが残念ながら本命のキスは釣れずに終わりました。
これから夏にかけて各地で釣れてくる魚で美味しく食べることもでき、難易度も高くありませんのでファミリーや初心者など様々な人が楽しめる釣り物だと思います。
また、紹介した天秤の根掛かり効果なども気になるとことですので今後またレポートしていきたいと思います。
ご閲覧ありがとうございました。