こんにちは。
今回はアジングの便利アイテムについて。
ソルトルアーの中では初心者から上級者まで、比較的どの層でも楽しめるであろうこの釣り。
私がこのアジングやメバリングなどライトゲームを始めた10年ほど前からは考えられないくらいに市場も大きくなりました。
タックルやワームなどはもちろん、使う道具なども増えてきていると感じますね。
やり込めばやりこむほどに小物にもこだわりを持つようになってくるのもまた必然。
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・便利な収納道具
・使いやすいフィッシュグリップ
・バケツ、ネット類
・防寒グッズ
・オススメのライト
合計11種類のアイテムをご紹介します。
記事の「目次」
小物や道具の収納はバッカンがとても便利
まずは基本装備から。
このようなバッカンに全て道具を収めるスタイルが非常に便利。
収納例は様々ありますが、個人的に100均のカゴなどを使用して整理整頓しています。
雨に降られた際も中身が濡れることがなく、持ち運びにも一役買っています。
汚れはさっと拭き取ったり丸洗いできる点もメリットのひとつ。
また、ロッドホルダー付きのものがかなり使いやすいですよ。
リグる際やランガン時に威力を発揮してくれること間違いなしのアイテムです。
ワーム&ジグヘッドケースは両面収納で保管
次にケース類。
ワームとジグヘッドはケースに収納するといった方が多いのではないでしょうか。
私は片面にジグヘッド、片面にワームの両面収納ケースを使用しています。
スポンジ面にはジグヘッドをスリットに差し込んで保存。
バラで保管するよりもキレイに保管できます。
可変仕切り板のついた面にはワームを収納。
仕切り板を組み替えて1.5インチ〜3インチのワームやスナップを保存しています。
ウェイトローテーションやカラーローテーションにはこのようなケース保存が有利かなと考えているのでこの両面収納モデルはなかなか便利です。
ケースで迷われたらこのような形式のものがオススメですよ。
また、ワームがフタにくっついてしまう…という悩みを解決したケースへのDIYもやってみました。
ワームとジグヘッドを別に収納するスタイルを好む方は以下のケースがオススメです。
小型プラグは専用ケースに
その他にもこのようなハードケースも使用。
キャロやフロート、プラグ類は別々で保管。
釣りのスタイルにもよりますが、だいたい上記の3つほどケースを持ち歩いています。
プラグについてはトレブル同士の絡みもあってプラグ類は仕切りのあるケースの方が好ましいということもあり、最近では以下のものを使用しています。
上の画像はチニングのセッティングですがライトゲーム用ペンシルにはもってこいのケースですよ。
メジャーケースを使って汚れ対策&保管を
ライトゲームの場合、30cm超えの魚はアジングでは尺アジ、メバリングでは尺メバルと呼ばれ、ひとつのステータスとして位置づけされています。
特にこのような大物が釣れた際は、サイズを記録するためにメジャーが必要ですね。
こんな感じで写真を撮る場合は釣った魚のサイズは測れるようにしておくことが大事です。
しかし、使用した際には魚のヌメリや汚れなどが付着してしまうもの。
これをどう保管するのがベストなのか…。
色々と考えた結果がこちら。
水で洗っても問題ないケースに入れておくということ。
このケースはもともとエバーグリーンのタックルバッグの付属品でしたがこれを利用。
背中側にDリング付いており、カラビナなど取り付け可能なのでバッグにも付けられますね。
これで汚れが服などに付くこともなくなるので重宝すること間違いなし。
とりあえずメジャーのサイズに合うようなものであればなんでもいいと思います。
フィッシュグリップは第一精工「ガーグリップ」推し
魚が釣れた際には「フィッシュグリップ」と呼ばれるツールを用いて魚を掴みます。
特にアジングやメバリングではよく見かけませんでしょうか。
魚の体ごとガッチリとキープする必要があるので、滑りにくく掴みやすいということがこの道具の大きなポイントになります。
そこで私自身、何種類かのグリップを使ってきて最も便利であると感じたのがこちら。
第一精工「ガーグリップ」
このグリップの特徴はいくつかありますが、最も重要な点は先端にあると感じています。
上のアジの写真をご覧ください。
ハサミ部分が結構細身の仕様なので写真で撮っても魚の姿が映えますね。
そして滑りにくさについて。
尖っている歯が並んだ途中に丸いアーチ状のスリット部分があります。
これに注目。
掴む際にはここを中心に魚の体を挟み込んでキープするといった格好になります。
トゲトゲの歯は「点」で、そしてスリット部は「面」で魚体をキープできるということから両方を組み合わせて滑りにくさを感じているのかなという印象を持っています。
アジなどの小型の魚にはもってこいのこのアイテム。
しかし、溝にたまる汚れによって発生する匂いは意外に強烈。
そのような場合は以下を参照。
もちろんアジングやメバリングなどのターゲット以外にも使用できるので、ひとつ買っておいて損はないアイテムだと思います。
手軽さで言えば小型の「GMグリップミニ」
上記でフィッシュグリップについてお話しさせていただきました。
それに際して、おまけとしてひとつ可愛らしいグリップを紹介。
ゴールデンミーン「GMグリップミニ」
サイズも手のひらサイズで持ち運びにも便利なお手軽グリップ。
使い方は簡単。
両端を握れば先端が開くといったシンプルな仕組み。
先端の金属部分は思ったよりもしっかりしているので、どちらかといえばアジよりも根魚類にちょうどいいかも知れません。
また、後部にリングが備え付けられていますので、マグネットリリーサーやピンリールなどに接続も可能です。
ピンオンリール+カッターは必須装備
どのような釣りにおいてもラインを切るという動きは付き物です。
従ってラインカッターは基本的な必須アイテムと言えるでしょう。
もちろんアジングにおいても、リーダー結束やスナップもしくはジグヘッドへのラインの接続の際に余った部分を切るのにカッターを用います。
バッグのDリングや腰のあたりにピンオンリール&カッターの組み合わせを備え付けておけばOK。
このリールのヒモは伸縮するので、どこでもラインカットはお手のもの。
また、使用しない時はカッター部分の収納が可能なモデルが安全ですよ。
刃物の不用意な扱いは怪我の原因になりかねませんので十分注意してください。
水汲みバケツはオモリ付きがオススメ
釣った魚は美味しくいただきたいですね。
釣ってよし食べてよしのアジは釣った後の処理が重要です。
魚を締めて血抜きをする方はすでにお持ちかと思いますがこちら。
「水汲みバケツ」です。
大きさは小さめで十分ですが、特に使いやすいのがオモリ付きのもの。
ちょうど画像のバケツの縁に噛ませてある黒い部分がそれです。
このオモリがあることで、水を汲む際にオモリ側が開口部ごと海中に入るようにできています。
その結果、より多くの水を一度に組み上げられるといった仕組み。
また、釣り終わりにはゴミ入れにもなるので色々な目的に使えるアイテムですね。
近年では機能的なバケツが多く販売されており、私自身も現在はrains「キーパーバケツ」というものを愛用中。
非常に使い勝手のいいサイズ感とランガンに有利な仕様になっています。
また、近年流行のクリア系バケツも面白いですね。
思わぬ大物に「ランディングネット」を
アジングやメバリングでは様々な外道が釣れる可能性があります。
その中には大型の魚も混じることがしばしば。
ご存知の方は多いでしょう「シーバス」
たまに釣れる外道のひとつですね。
このような魚をランディングするツールとしてはこちら。
おなじみのランディングネットですね。
外道もそうですが、先述の尺アジや尺メバルなど抜き上げが怖い場合にももちろん活躍します。
無理をすればタックルの破損やラインブレイクでのバラす可能性も十分考えられますね。
この手の釣りでは、ランガンの妨げにならないようにフレームもシンプルで小さめのサイズを選択。
Dリングを介してカラビナで装着できるようにしておきました。
ネット部はマグバイト「ランディングネット ディッパー」
シャフトはDリング付き240cmの組み合わせで使っています。
釣りをする場所の足場の高さによってシャフトの長さは使い分けが必要ですね。
良型の魚をランディングミスでバラすのは非常にもったいないので、このようなアイテムの常備をオススメします。
また、テトラでの釣りの際はランディング後の措置として以下のようなネットが非常に便利でしょう。
アジは特に口切れの可能性が高いので確実にテトラ際〜クーラーボックスやバケツにたどり着きたいところですね。
私自身、このアイテムに何度も救われています。
ランガン装備に便利なクーラー!ダイワ「スノーライン」
普段、魚を持ち帰る時にはクーラーを使いますよね。
私の地元で釣れるアジは良くて20cmオーバー。
そのような地域柄、大きいクーラーが必要なシーンはほとんどありません。
そこでいつも愛用しているものがこちら。
ダイワ「スノーライン 300X」
このクーラーの特徴といえばやはり容量。
実に3リットルサイズとかなり小さめです。
中はこんな感じ。
大きくないアジであればこれだけで十分ですね。
簡単な保冷剤を入れてもスペースはあるかと思います。
そして、これを使うメリットはわざわざフタを開けなくても魚が収納できるという点。
どういうこと?
と思われますでしょうがフタ部分に注目してみましょう。
フタ上部にはキャップが付いています。
ビニール袋を中に敷いていればキャップを開けてポーンと魚を入れるだけ。
魚を収めた後、すぐに釣りに復帰ができるという点でもありがたいですね。
コンパクトなのでランガンに便利なサイズのクーラーですよ。
ライトゲームでは防寒&感度重視のグローブが重要
アジングは寒くなる時期の釣りというイメージが強い釣りのひとつ。
ダウンなどのアウターや下に着込むインナーなどの防寒対策は必要不可欠です。
近年ではワークマンの防寒着がよく話題になっていますね。
しかし、今回は以下のような小物に注目してみましょう。
ニット帽・ネックウォーマー・グローブ。
このように様々ありますね。
この中で個人的にアジングで重要なのがグローブであると感じています。
現在は何種類か辿って、パズデザイン「タイタニウム5レス グローブ」を愛用しています。
このグローブをアジングで使う理由は主に3つ。
メモ
・ストレッチの効いたピチッとしたサイズ感
・掌部は濡れても滑りにくい
・薄めのグローブで感度を殺さない
グローブで最も重要なのが感度でしょう。
アジングにおいてロッドに伝わる感度の良し悪しでも取れるアタリの数は大きく変わってくると言っても過言ではありません。
このグローブは手と一体化するかのようなピチッとした感覚があるので、素手の感覚と変わらず問題なくアタリが取れる印象を持っています。
どうしても寒い時期中心の釣りなのでグローブ必須なのですが、市販の多くのグローブは厚めの作りになっていますよね。
なおかつ冬でも使えるモデルで5本指全てカットしているものはそんなに見かけません。
繊細な釣りにこそ、このようなモデルが必要であると考えています。
しかし、寒い中で釣りをするにあたって「温かさ>感度」と考える人も多いでしょう。
やはりそこは好みの問題でもあります。
自分のスタイルやに応じた防寒装備を選んでみて下さい。
夜釣り必須ライトは34コラボ「インティレイ」がオススメ
アジやメバルはもちろんデイでも釣れます。
しかし、釣行するのはだいたい日が落ちるマズメ時〜夜ですね。
いわゆるナイトゲームということになります。
このナイトに必須なのが「ライト」です。
多くの方はヘッドライトなどを使っていることでしょう。
私が使っているものはこちら。
ハピソン「インティレイ」というもの。
ライトゲームに特化して作られたもので、あの有名メーカー「サーティーフォー」とのコラボ商品です。
このライトの特徴はやはり「手元を照らしやすい」といった点。
一般的なヘッドライトと異なり、首にかけて胸のあたりにぶら下げるチェストライトといった位置づけのこの商品。
ライトの角度も可変式でスイッチも胸のあたりにくるので光の切り替え操作が容易。
そして何より手元の細かい作業中にもブレにくく安定した光の照射が可能になっています。
ヘッドライトを使うよりもよりナチュラルな姿勢で作業ができるので、効率よくルアーローテーションやノットを行える点にありがたみを感じますね。
他にはあまり見ない特徴的なライトですが、弱点もあります。
それは広範囲を照らすということ。
特にランディングの際には海面を照らすような場面も時にはあるかも知れません。
その際には前傾姿勢になりがちで、ライト自体は首にかかったまま宙ぶらりんの状態に。
こんな格好ではライトは安定するはずもなくコントロールが困難になってしまいます。
やはり、このようなシチュエーションではヘッドライトに分がありますね。
どのライトにも一長一短ありますが、短所をかき消してくれるほどの長所を持つこのライトは個人的にオススメしたい便利なアイテムです。
このインティレイの詳しいスペックや使用感は記事は以下を参照。
ライト機能やメリット&デメリットなどを記載しています。
充電式のリチャージャブルモデルにも注目
また、インティレイには充電して繰り返し使用可能なリチャージャブルモデルがあります。
電池式に対し、USBを介しての充電なのでコストパフォーマンスという点もより感じられる商品ではないでしょうか。
新旧モデルの比較記事となっており、より詳細に特徴を解説しています。
「ティップカバー」でロッドを保護
アジング専用ロッドは数多く世に出ていますが、どれも繊細な作りでブランクスが比較的薄いモデルが多いと思います。
やはり心のどこかでいつか折れてしまいそうと感じている方は多いのではないでしょうか。
そこで特に折れやすいティップ部分を保護するためのアイテムで愛用ロッドを守りましょう。
私はこのような「ティップカバー」を用いています。
何かにぶつかったりちょっとした衝撃でも破損の恐れのあるロッドだからこそ必要なアイテムであると考えて着用しています。
また、先端保護以外にもロッドをまとめる役目も果たしており、バット側に一発ベルトを巻けば移動の際にも非常に便利。
もちろん着脱も容易で、あらかじめリグっておけば釣り場に着いてすぐキャストができるということも可能ですね。
ロッドのスペックにもよりますが、このようなものも買ってよかったと感じる商品のひとつ。
そして、カバーはカバーでもロッドを全て覆う「ニットカバー」なるものも存在します。
上の記事ではそのカバーについて細かく使い方や特徴をお伝えしています。
ライトゲームロッドに対しても出番は十二分にあるのではないでしょうか。
初心者でも揃えたい道具・用品は小物でも惜しみなく
今回はアジングで使える11種類の便利なアイテムの紹介でした。
一度ここで上記アイテムをまとめてみましょう。
アイテムまとめ
・バッカン
・ケース(ワーム&ジグヘッド、プラグ用)
・メジャーケース
・ガーグリップ
・ピンオンリール
・水汲みバケツ
・ランディングネット
・クーラー(ダイワ スノーライン)
・5本カットグローブ
・チェストライト(インティレイ)
・ティップカバー
ライトなタックルで楽しめるというお手軽さが特徴のアジング。
ワームやジグヘッド、もちろんロッドやリールは基本ですが、このような小物にも再度注目してよりよい釣りができればいいですね。
上に出てきたグッズたちは消耗品というよりも、どちらかといえば1度買えば長く使えるものばかりです。
アジングを始めたばかりの方でも、長く続きそうであればここにお金を出す価値は十分あると思います。
主に寒い時期での釣りが中心となるアジングですが、このような道具たちを揃えてみて、さらにアツい釣果を目指してみてはいかがでしょうか。
また、ライトゲームでは様々な魚種が外道として釣れることも多いです。
以下の記事では、そのような魚たちをまとめてみました。
このような楽しみも魅力のひとつです。
ご閲覧ありがとうございました。