こんにちは。
今回はスマートキーの電池交換について。
私の愛車はホンダ「シャトルハイブリッド」です。
ある日のこと、警告灯とともにキー電池残量低下の文字が表示されてしまいました。
このようなキーはボタン電池が内蔵されています。
当然ながら使用すれば電池は消耗してしまうので、電池切れの際には交換しなければなりません。
私自身もこの度、色々調べた上で電池交換作業を行うことに。
結果として、簡単にかつ特別な道具を用いなくても作業ができました。
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・キー電池残量低下時の警告灯の様子
・適合するボタン電池の種類
・電池の交換方法の手順とポイント
・交換後の動作確認について
記事の「目次」
警告灯&警告音は突然に…キー電池残量低下の告知
普段通勤で使っているこの車。
エンジンをかけると同時に警告灯が!?
そこにはこんな表示が出ています。
この日は仕事で遅くなったので翌日対処することに。
とりあえずスマートキーの電池交換をしなければならないという状況は把握しました。
そして、翌日になると警告音もなりだす始末…。
とにかく早めの処置が必要ですね。
ではどのような方法で、どの型の電池を入れればいいのでしょうか。
実際に私がやってみた方法を手順別にを以下に書いていきます。
ボタン電池の種類・型番はこちら
この作業を行うに当たって必要なものは1つだけ。
それがこのボタン電池。
型番は「CR2032」というものを選択してください。
だいたい100〜200円台で上記モデルが購入可能でしょう。
コンビニやスーパー、さらには100均など身近なところでも取り扱いがあるものなので入手は容易なものです。
もちろんネットでも購入できるかと思います。
作業本番!スマートキーの解体方法と電池交換方法
上記で準備した電池を交換するためにはもちろんキー本体の解体が必須。
ここでは順を追って解体〜電池交換までの手順を詳細に紹介していきます。
まずは前提としてスマートキーの本体カバーを付けている方は外しておいて下さいね。
キーの分離はワンタッチ
はじめにやることは物理的なキーと本体の分離です。
上記画像中央の黒い突起を矢印方向(左方向)にスライドさせながら銀色の頭を上方向に引っ張ってみて下さい。
するとこのようにキーを引き抜くことができます。
このキーの存在を知らない方もいらっしゃるかもしれません。
これは電池が切れてしまった時にこの物理キーで解錠するためのもの。
そして、電池は本体の内部に内蔵されていますので、次は中身の解体をやっていきます。
分解には鍵本体を活用しよう
次のステップは本体を上下2つに割るという工程。
ここではキーを抜いた部分に注目。
画像では少々わかりにくいのですが、中央あたりに溝が入っていますね。
ここを中心に本体をこじ開けていく形になります。
ネットを見る限りでは、本体を解体するのにコインやマイナスドライバーを使うといった意見が多く上がっています。
ただ手元にすぐにこれらが用意できない場合、先ほど引き抜いた物理的なキーを使いましょう。
上のようにキーを中央のスリット間にこのような感じで押し当てて下さい。
次にそのままキーを右回りに捻ってあげると…
パカッと本体が2つに分かれます。
非常に簡単です。
ここで1つ注意点。
2つに分かれたパーツのロックアンロックの表示がついている面について。
こちらは各ボタンが簡単に外れてしまいますので、組み立ての際に正しい位置でセットできるようにしておくことが大切です。
以上で基本的な解体作業ができました。
基盤を取り出して電池切れのものを除去
続いての作業は分割したパーツから電池が内蔵されている基盤を外すというもの。
意外にもこのパーツは簡単に外れます。
これで本題の電池を交換する作業に取り掛かることができますね。
内蔵されているボタン電池は、4点を黒い爪で止めてあるのが見えます。
どうやって取り外すのか?
方法は簡単。
上の画像右側の小さいほうの爪2つを外すと簡単に外すことができます。
この時、爪を折らないように注意。
少々力を入れてあげるくらいで外れますよ。
このように電池切れのものを除去できました。
この時には新旧の電池を間違えないようにしましょう。
電池取り付けは爪がポイント
そして、本題。
新しい電池の取り付け作業工程。
手順は先程の逆。
先に画像左側の大きいほうの爪に電池をフィットさせて、小さいほうの爪にパチンとはめるようなイメージです。
この時、必ず電池のプラス面の方を必ず上側に持ってきてください。
この工程で最も注意しなければならない事です。
元通りに戻していく時の注意点
最後にパーツを元どおりに戻していく作業。
基本的には解体の順序に対して逆に進めていくとできるかと思います。
1つ注意点を挙げるとするならば各パーツにズレがないよう、しっかりパチっとはめ込むこと。
特にロックアンロックのボタンには注意して下さい。
ここがズレているとボタンが正常に作動しない可能性があります。
最後に物理キーを差し込んで作業完了。
スマートキーの動作確認はエンジンONにて
正しく組み立てができたらしっかりと作動するかどうか、また警告灯が消えているかどうかを確認する必要があります。
早速、車に向かいましょう。
いつも通りドアロックを解除してエンジンを始動。
結果はいかに…。
するとこのように警告灯が消えていますね。
ゆえに正常に作動しているということが確認できたかと思います。
これでスマートキーの電池交換作業を完了とします。
警告灯や警告音が消えない場合
もしこの段階で警告系統が消えない場合は以下の事項を再確認しましょう。
注意ポイント
・旧の電池を間違って再度セットしていないか
・上手く各パーツがはまっているか
・電池の表裏は正しいか
これでもダメな場合はエンジン再始動で様子を見てみたり、近くのディーラーに相談してみるとよいでしょう。
電池の寿命と交換時期は?いずれやってくる電池切れ
スマートキー内臓のボタン電池の寿命はどれくらいなのでしょうか?
私の場合は車を購入してから、ほぼ通勤使用の約2年ほどで今回のような警告灯が出現しております。
なので約2年くらいが電池の交換時期になるのかなといったところ。
車の使用頻度が影響してくると思われますので、個人差および車種によるばらつきがあるのは間違いないでしょう。
とにかく警告灯が出てしまったら早めに対処することが重要です。
ホンダ シャトルのスマートキー電池交換総まとめ
私の愛車「シャトルハイブリッド」の電池交換をやってみました。
では、今回の作業の要点を以下にまとめてみましょう。
ポイント
・解体に特別な道具は不要
・警告灯にて残量のお知らせあり
・ボタン電池は「CR2032」を選択
・電池の寿命は約2年
・電池はプラス面が上に
・交換後の確認はエンジンONで
初めてでも簡単にできるので、十分に自分でできる範疇の作業といえるでしょう。
しかし、不安な場合はディーラーに依頼することも可能です。
自分に最適な方法で交換してみましょう。
全てのホンダユーザーの参考になれば幸いです。
ご閲覧ありがとうございました。