こんにちは。
今回は自作ラインブレイカーについて。
PEラインなどが根掛かりした際、どうしても外れない場合に使用するこのアイテム。
もちろん市販品もありますが、どうも高額なものが多い気がしてなりません。
そう思っている方は意外と多いはず!
そこで何とか自分で安く作ることができないか…?と感じいろいろ調べた結果、なんと1200円ほどのコストで自作することができました。
この記事では2つの材料を使った自作ラインブレーカーの作り方について説明していきます。
記事の「目次」
準備物!必要なアイテムの紹介
まず初めに必要な材料、そして道具を紹介いたします。
収縮カバー＆片ツバ直管パイプがメイン材料
先述の通り材料は2つのみ。
参考
・収縮カバー
・片ツバ直管パイプ
いずれもホームセンターにて購入できます。
パイプはしっかりした硬めのものを選択。
洗面台の排水栓とU管との間の直管とのことで、水廻りに使用するのであれば釣りでの使用にも耐えられるのではと考えました。
サイズはパイプ径32mmに対してチューブは40mm。
このチューブは熱すると収縮するちょっと変わった素材。
延長コードなどの電気関連コーナ周辺で発見できました。
両者の径サイズの差が1cmほど（パイプ＜チューブ）まではおそらく作業しやすいでしょう。
あまりにも差がありすぎると効率が悪くなることが考えられます。
作業道具!ライター等あれば便利
今回の作業に使用するツールについて。
熱収縮チューブを熱して収縮させるため、ライターやチャッカマンなどあれば非常に便利。
チューブの取扱説明書にはドライヤーでの処理方法しか記載がありませんでしたが、かなり時間と手間がかかってしまいます。
また、工業用ドライヤー（ヒートガン）も有効とされています。
簡単な作業工程の説明
それでは以下に作業手順を説明します。
チューブとパイプを組み合わせる
はじめにパイプにチューブを被せます。
パイプ上辺のくびれ部分がスタート地点。
この時点ではブカブカなので、ずれないように手で押さえながらの作業になります。
また、パイプの下辺1～2cm位のところでチューブをカットしておきましょう。
チューブを熱収縮させる
次に加熱作業を上辺からスタート。
はじめは取扱説明書通りドライヤーで作業しました。
しかし、予想通りあまり効率が良くありません。
上記画像は5分程度作業を行ったもの。
ドライヤーの連続使用については本体への負担、そして電気代を考慮して火炙りへと切り替えることに。
チャッカマンの火で炙ると…
続いて登場するのがバーベキューなどでお馴染みのチャッカマン。
こちらでチューブを直接炙ります。
火を1点に集中させると焦げてしまうので満遍なく炙るように作業してください。
すると、ドライヤーの時とは異なりみるみるチューブがパイプにフィットしていきました。
効率を考えるとやはり炙ってあげるのが最適でしょう。
その際には火傷にくれぐれもご注意ください。
完成品!PEラインの根掛かりも怖くない
上記作業を経て全体の収縮が完了すれば完成。
少し余らせておいた下辺のチューブも収縮させ内側に折り込んでおけばいいでしょう。
完成後、非常に簡単にしっかりしたものができたなといった印象を持ちました。
材料費は約1200円で済んだことから市販品の半分程度で自作できたと言えます。
100均カラビナ取り付けなどの工夫もできる
今回の作業はここまでですが…
多くの市販品にはカラビナなどの小物が付いている場合がありますね。
本体に穴を空けて通すといった1歩進んだDIYができればより良いものを作ることができるでしょう。
カラビナ自体は100均でも多くの種類がありますので、お好みのものを選んでみて下さい。
まとめ!低コスト高品質の便利なDIYラインブレーカー
以上、簡単なDIYで実現可能な自作ラインブレイカーについてでした。
今回の記事内容をここでまとめてみましょう。
ポイント
・材料費約1200円
・コストは市販品の約半分ほど
・収縮チューブは火炙りで効率よく処理
・材料はホームセンターで購入可
・チューブとパイプの径は要確認
ラインを手で引っ張って処理をすると思わぬ怪我につながる可能性があります。
そういった意味でもこのような道具は必須ではないでしょうか。
ただ冒頭にもあった通り、市販品は意外に高額。
今回のように自作で作ってみるのも良いかと思います。
簡単低コストで、かつどなたでもチャレンジしていただけます。
ご閲覧ありがとうございました。
