こんにちは。
今回は「サバの刺身」について。
味噌煮や塩焼き、そして干物にしていただくのがサバの一般的なイメージかと思いますが、美味しそうなサバを釣ることができたので鮮度のいいうちに刺身にしようと思い立った次第です。
サバは鮮度の落ち具合が半端ないので、よく「足が速い」などと表現されます。
それゆえに刺身でいただく機会が少ないのですが、食べることはできるのでしょうか?
ということで食材を釣ってみた様子と実際に食べてみた様子を書いていこうと思います。
タックルはライト
先日の台風の影響もあったのですが、無事出船。
雲も多かったのですがどちらかというと晴れ。
思ったよりも波はなかったのですが、場所によっては風やウネリ、そして結構な濁りが入っている状況でした。
使用したタックルはライトなジギングロッド。
大体80g〜120gくらいのジグがメインとなりました。
「タングステン」が有効
ジギングについても年間そんなに行くわけではないですし、明石でのジギングは初だったので、横の方にジグの種類やジャークのやり方など色々教えてもらいながらやってみました。
そして今回の材料についてはこちら。
だいたい40cmほどの美味しそうな感じ。
ボトムからの早巻きでのヒット。
なんとか釣ることができました。
「カタクチイワシ」がメインベイトだったようで、シルエットの小さいダイワ TGベイトのような「タングステン」系のジグが有効だったようです。
実際に捌いた際に、腹からイワシが多く出てきました。
そして、水深も20〜40m程度でボトムをとるのにも苦労はしませんでした。
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船中、ツバスがほとんどでサバはあまり見かけなかったので、もしかしたらラッキーな1匹だったのかもしれません。
「アニサキス」対策
やはりサバを食すにあたって気になることが「アニサキス」です。
もしも当たったら数日激痛に耐えるか病院で胃からモノを除去してもらうかの2択になるそうなので、どちらも避けておきたいですね。
対策としては「釣ったらすぐに内臓とエラを外す&血抜き」が一番だそうです。
アニサキスについて普段は魚の内臓の中で過ごしているのですが、魚が死んだ途端ここぞとばかりに身に移るということで、この処理を施すことによって根源を断つといった格好になります。
また、「冷凍すればアニサキスも死ぬ」という話も聞いたことがありますが、実は−20度以下で凍らさないと意味がないらしいので家庭用冷蔵庫での実施は厳しいということも教わりました。
やはり皆さん色々知っていらっしゃいます。
この処理も施し、氷水にて保管していたので刺身の材料準備はできました。
青物もゲット
結果として、サバに混じってツバスをお持ち帰り。
どちらかというとツバスに混じってサバです。
常連さん曰く「今年のツバスは脂が乗っている」そうなので基本的な処理だけして後日食しました。
見た目もツバスとは思えないくらい丸々と太っているのが分かるかと思います。
これが明石海峡で育まれた証なのでしょう。
↓その様子料理をレポートした記事がこちら↓
早速、捌いていく
帰宅後、道具の洗浄を済ませてから魚の処理にかかります。
内臓系は取っているので、3枚におろすだけ。
次に短冊。
腹骨をすき、血合骨のエリアを除去。
サイズのある魚で、ひとつひとつ骨を取り除くのが面倒な場合がこんな感じの処理になります。
そして、皮を引いた短冊に仕上げます。
お刺身完成
仕上げに短冊を切り分けて食卓へGO。
また、わさびはお土産でいただいた「伊豆」のものを使用。
「カメヤ おろし本わさび」をセット。
これはおそらく本格的なものだと思います。
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それではお刺身をいただいてみます。
味は「しっかり系」
サバの味の方は、程よい甘みとしっかりしたサバって感じの味を楽しむことができました。
わさびもいきなり「ツーン」とせず、じわじわと効いてくる上品な辛さが漂います。
臭みが全くなく脂も乗っていたのであっとう間に完食。
鮮度がいいとこういった食べ方もできるので、そこは釣り人の特権だと感じています。
一緒に食した方からの評判も良かったので、新鮮なものは十分刺身にできます。
鮮度は重要
普段、個人的にサバは煮付け系メインで食していますが、煮付けと同様に旨味がしっかりしているという点もあり非常に美味しくいただけました。
また、アニサキス対策&鮮度命なので、臓物処理などは現場で済ませて持ち帰ることの大切さも改めて感じることのできた一品でした。
堤防のサバラッシュも今後は落ち着いてきたので、また次の大サバシーズンには違った料理もやってみたいと思います。
そして釣果の方について、私個人はそんなに芳しくなかったので次回は「ブリ」も狙える10月の明石にてリベンジしてみようと思います。
ご閲覧ありがとうございました。