こんにちは。
今回はメバルプラッキングで使われるポンプリトリーブについて。
主にアミを捕食する冬シーズンの漁港などで活躍するこの釣り方。
個人的に引き出しのひとつとしてよく使っています。
何が魅力かというと、プラグの扱いに慣れていない方でも簡単にメバルを釣ることができるという点です。
無限小メバル🐟
ガンシップのポンプリトリーブでこんなサイズがたくさん遊んでくれました😌 pic.twitter.com/oONSIthpBn— 黒帯@海辺のひつじ荘&地球釣ってみた。 (@kuroobi_hitsuji) February 22, 2022
プラグでまず1匹を釣りたい!という場合にはかなりオススメです。
この記事では以下についてお伝えします。
ポイント
・ポンプリトリーブとは?
・実釣結果
・オススメのルアー
記事の「目次」
簡単!ポンプリトリーブはこんな感じ
はじめに今回紹介するポンプリトリーブの基本について触れていきます。
「さびく→止める」が基本動作
動きとして「キャスト→プラグをロッドでさびく→ステイ」がポンプリトリーブの基本。
誰でもできる釣り方なので頭の片隅に置いておいて損はないでしょう。
ステイ時は5〜10秒ほど
人によって様々だと思いますが、個人的に止めておく時間は5〜10秒ほどに設定しています。
この際、ラインはピンと張るよりも僅かにテンションを抜くようなイメージ。
アミパターンでは弱々しいバイトが多く、フッキングまで持っていけないこともしばしば。
少しでも魚に違和感を与えないよう、プラグを吸い込みやすいようにこんな感じでやっています。
手軽なメバル用タックルで楽しめる
基本的なタックルとプラグさえあれば楽しめるこの釣り。
私はソルト用ベイトフィネスタックル1本といくつかのプラグを持って釣行します。
参考
・ヤマガブランクス ブルーカレント69B
・シマノ アルデバラン BFS
・エックスブレイド アップグレードX8 0.8号
このようなタックルで手軽に漁港をランガンするスタイルです。
狙いどころは常夜灯がポイント
次にポンプリトリーブを使って狙いたいポイントについて。
やはり基本となるのは常夜灯付きの堤防周りとなります。
テッパンの明暗が好ポイント
常夜灯+堤防といえども狙うべき場所はあります。
基本中の基本である常夜灯の明暗がまずひとつ目。
この境目くらいからじっくり狙ってみましょう。
暗い部分に身を潜めてエサを待つメバルには効果的であると思われます。
足元も見逃さない
堤防の真下、足元周辺もよいポイントのひとつです。
ストラクチャーに着くメバルもこの釣り方では非常に有効でしょう。
明暗も堤防際、どちらもよく狙われる部分ですね。
ライズ発生で期待が持てる
魚の有無を感じられるのは重要なこと。
小さいながら「ピチャ」というライズが頻発するポイントを狙うのもいいでしょう。
こんな場面ではフローティングタイプのプラグが浮上する動きに強みを感じます。
凪いでいればクリアにライズ音を確認できます。
少々であれば海面のざわつきがあれども食ってくるのでご安心を。
実釣結果!堤防に並ぶ常夜灯を撃っていく
ここで実際にポンプリトリーブ中心にメバルを釣った場面をご紹介。
時合に入れば毎投アタリに恵まれます。
最も頼もしい「ガンシップ36F」が活躍
個人的に多用するガンシップ36Fから使用します。
基本通り、キャスト後ロッドをさびいていきます。
現場に到着した際には常夜灯の明暗中心にライズが確認できました。
狙い目はもちろんそこ。
するとすぐに答えが…。
サイズは20cmもありませんがメバル。
プラグが浮上してステイ時にバイトがよくあります。
魚がしっかりルアーを見てからゆっくりと食ってきているような感覚を覚えますね。
下から食ってくる際にはフロントにかかってくることが多いです。
微妙なバイトゆえ、掛かりが浅かったり掛からなかったりする場面も…。
ライズが続いてもやはりスレてしまうのか反応が悪くなるので、ルアーローテーションや一旦場所を休ませましょう。
クリア系に軍配
プラグのカラーラインナップはクリア系が中心。
先程のガンシップは赤ラメ系。
このような半分クリアのようなものでも問題なく釣れました。
数多く種類を持つ必要は感じませんが、数種類のプラグに数パターンのカラー、Fタイプ、Sタイプを持っておけばいいのではないでしょうか。
シンキングも必要
この釣り方で使うのは主にフローティングタイプのプラグ。
しかし、流れが早すぎたり風が強くなるとメバルは沈みがち。
そのような時にはシンキングで対応するのもひとつの手段でしょう。
少量でも忍ばせておけば安心ですね。
オススメプラグはこの3つ
私がよく使うルアーを3種紹介します。
スミス ガンシップ
先程、実釣の項目でも紹介しましたガンシップ。
このルアー、Fタイプでは非常にゆったりと浮上する印象を持っています。
より長く動きを見せてくれるようで、多くの場面で活躍してくれますよ。
まず持っておきたいプラグのひとつです。
サイズは36と45の2種ありますが、45の飛距離はなかなかのもの。
ポイントや狙う場所によって変えていきたいところです。
ジップベイツ リッジ
次にシルエットがコンパクトなリッジ。
多くの方が釣果を出している有名なルアーですね。
潮受けの良い厚いリップゆえ、ガンシップに比べ大きめに動きます。
ゆっくりとしたただ巻きでもポンプリトリーブでもOKなオールラウンダーのイメージがあります。
ただ、難点として他のプラグより少し高額です。
ダイワ 月下美人 源五郎Z
最後に月下美人 源五郎Z。
リッジのようなコンパクトでファットなボディー。
Fタイプでは浮き上がりが早めのイメージです。
ウェイトボールでの重心移動もあり飛距離が欲しい際には重宝します。
また、このボールによるラトル音も売りのひとつ。
動きとはまた別のアプローチにも期待できますね。
メバルプラッキングの敷居は思うより高くない
ここまでポンプリトリーブについて簡単に書いてみました。
最初の1匹を取るためにぜひ習得したいテクニックなので、参考になれば幸いです。
ではここでこの記事の内容をまとめます。
ポイント
・「キャスト→さびく→ステイ」が基本
・ステイ時間は5〜10秒ほど
・テンションを張りすぎずステイ
・漁港内常夜灯周辺を狙ってみる
・足元もチェック
・クリア系中心にプラグを使用
・FタイプメインだがSタイプも
寒い時期、ライトゲームで楽しく冬〜早春を過ごせます。
ワームでの釣りもいいのですがこんな釣りもいかがでしょうか。
ご閲覧ありがとうございました。