こんにちは。
今回は先日釣った「タチウオで作った料理」について。
↓食材のタチウオ釣りについてはこちら↓
色々な料理・何でも合う白身が特徴ですので、3品それぞれ別々のジャンルのものを作りました。
タチウオといえば「塩焼き」や「刺身」などのイメージが先行しがちなので、それ以外のものをテーマにします。
家にある食材を活用しましたので、彩的には全然足りないのですが外は暑く買い物に行く気力がありません。
どうかご容赦くださいませ。
メイン食材の「タチウオ」
この日、釣りたてで鮮度の良い食材がこちら。
この時点でいうと5時間前までは広い海で泳いでいた計算になります。
また、残念ながらナイフを忘れてしまったので血抜きができませんでしたが、キンキンに冷えた海水氷にぶっ込んでいました。
サイズは上が指4本ちょっとの良型。ナイスコンディションなだけあってかよく引きました。
下2本がベルトくらいの小型。結局、キープ分を同行者と分けてこんな感じに。
家にある野菜は。
そして、続いては家にある食材も準備することに。
少し日が経っていますが、今がちょうど時期の「青唐辛子」を発見。
見た目は細身のピーマンなのですが中身はなんと唐辛子なのです。
神戸より北のほうで収穫されたようで、私自身はお酒のアテに焼いて鰹節とポン酢であえて食べていました。アテ用からちょっとばかり失敬していただいてみましょう。
次に重要なのがこちら。
「南あわじ産玉ねぎ」です。収穫の時期も終わりいただいたもので残りほんのわずかしかありません。
それくらい甘くてお気に入りの玉ねぎなので、また補充をかけたいと思います。
やはり北の玉ねぎと南の玉ねぎは甘みが全く違いますね。
以上、これくらいしか家にありませんでした。
1品目「南蛮漬け」
先ほどの玉ねぎと青唐辛子をカットしていきます。
本当はパプリカなどで見た目もバッチリよくしたかったのですが…仕方ありません。ないものはないのです…。
まずは醤油・酢・みりん・酒・砂糖を混ぜ一煮立ちさせた後にタレを冷まします。
その間にタチウオをぶつ切りにして片栗粉をまぶし揚げていきます。
それらを組み合わせて漬けておき、できたものこちら。
醤油が少々濃く結構漬けていましたで色味はあまりよろしくないのですが一応これで1品目が完成。
酢の香りがちょうど夏バテに効きそうな感じ。
2品目「塩レモンユッケ」
お酒も一緒に楽しみたいので、合いそうなものをひとつ挟んでいきます。
タレから作るので調味料たちを集めていきますよ。
ごま油・ポッカレモン・ニンニクチューブ・粉末のごま・鶏ガラの素・塩を「いい感じ」に調合して作ります。
タチウオについては3枚おろしにして余計な水分を取り除いたのちに幅1cm程度に切り分けていきます。
それをタレにぶっ込んで混ぜ合わせる。そして冷蔵庫にて寝かせておいて完成。
ネギや大葉などがあれば100点ですね。
夏なのでさっぱり系の味付けができたのかなと思います。いいアテになりそうなので楽しみです。
3品目「チリソース」
さっぱりが2つ続いていたので、最後にパンチの効いた中華系が欲しくなり、結局「チリソース風」を作ることに。
ありがちな「エビチリ」ならぬ「タチチリ」ということです。
調味料や材料はこちら。
ケチャップをメインにオイスターソースや中華ダシ、そしてコチュジャンなど加えていき、これも先ほどと同様「いい感じ」に合わせていきタレを作ります。
タチウオは事前に3枚おろし&ぶつ切りで処理し、醤油・お酒・ニンニクチューブを配合したタレにつけておきます。
そして、片栗粉は先に溶いておきダマにならないように注意しましょう。
また、この片栗粉で南蛮漬けの要領でタチウオを揚げていきます。
この料理がメインとなりますので、最も大きい指4本台のタチウオを使うことにしています。
やはりサイズがある方が肉厚で捌きやすいし美味しそうですね。
ある程度整いましたら、タレとタチウオを絡ませて少し煮立たせると…
こちらも完成。やはり暑い時こそ中華はそそられます。香りもいい感じ。
これで全て完成となりました。
いただきます&ごちそうさま。
早速ですが、これらの食レポに移ります。
まず「南蛮漬け」について。
ちょっと醤油濃かったかなという印象。
しかし酢のおかげでなんとか暑い中でもがっつり食せました。
何時間か漬けておいて冷蔵庫で冷やされていたのも個人的には高ポイント。
次に「ユッケ」について。
新鮮なだけあって身のコリコリ感を楽しみつつ、ごま油主体の濃いめの味付けでお酒が結構進みました。
また塩とレモンの組み合わせもよく、その点はしつこすぎずナチュラルに箸が進んでしまうので食べ過ぎ注意です。
多分太る系です。後から塩昆布を混ぜたのは内緒の話。めちゃうまい。
最後に「チリソース」
辛すぎずかつオイスターソースの濃さを感じるマイルドな辛さの日本人向けの中華って感じに仕上がっていました。
メインディッシュらしく味がしっかりしているのでとにかくご飯が進むおかずで、柔らかめのタチウオの身に合ったものができたと実感しています。
最後に。
タチウオはこれからも釣れてくる魚なので、よくある調理法では飽きてしまう可能性を考慮して今後も色々違った料理を楽しんでいこうと思います。
タチウオ以外にも、釣り人という立場を生かし食材をどんどんゲットして日常生活にも貢献できるように頑張っていきます。
ご閲覧ありがとうございました。